経営者必見!広告費を無駄にしていませんか?
こんにちは! ゴンタです。
ーゴンタの言いたい放題ーのコーナーですが、今回は広告費を無駄にしている会社のことを考えてみようと思い、ゴンタが好き勝手に意見を言う、何の根拠もない戯言でございます。
巷では、昔からある会社がグローバル化の波に合わせて、昔から親しまれてきた会社名を横文字や英文読みの頭文字をとった名前に変えたりしている企業が増えてきました。
しかし、この会社名というものに広告費を使い倒す馬鹿な会社が実は大手企業だったりした時、ゴンタはその会社のテレビCMを見るたびに「アホな経営者」だと思ってしまうのです。
アホな経営者と言ってしまうと語弊があるのかもしれませんが、広告宣伝費は時に大きな出費であり売上と実利益の数%を占めている場合もありますから、広告次第では「アホな経営者」と言われても仕方が無いかもしれません。
こんなことを書くと元東京拘置所にお住まいになった有名な会社社長から怒られそうですが、人の捉え方というものは千差万別であり、この記事を批判としてとらえるよりも、違う目線で考えてみるのも一つかもしれません。
そういうわけで、中小企業から大手企業の経営者の方は広告費の使い方で無駄にしていませんか?
大手ガラスメーカーの企業名変更のCMが無駄だと思うこと。
日本を代表する大手老舗ガ〇スメーカーの親しまれてきた日本語読みの会社名がグローバル展開を兼ねて株式会社A〇Cに変わったそうです。
※大手老舗ガ〇スメーカー 株式会社A〇Cに対する営業妨害ではありません。
CMを見たオッサンの意見です。
変わった数か月は株式会社〇〇〇から株式会社A〇Cに変わりましたとテレビCMでも紹介していたようなのですが、その後は軽快な音楽とよくわからない事業紹介になってない紹介で「A〇C」とだけ表示される広告を約1年近く展開しています。
ゴンタは性格がひねくれていますから、このCMを見た時にこの会社の経営者は「アホ」だと思ってしまいました。
何が言いたいのかというと、会社名をグローバル展開に合わせて横文字の頭文字をとった企業名を「周知」したいから複数のテレビやラジオでゴールデンタイムに数億円をかけてCMを流すわけです。
この長くて30秒程度のCMに数億円をかけて会社名を告知し、多くの人に知ってもらう必要があって広告を流しているにもかかわらず、創業以来何十年と親しまれてきた「元の会社名」を一切、言わずに「株式会社A〇C」とだけコマーシャルで流している「この行為」が馬鹿な経営者だと思うのです。
大企業が会社名を変更するには大きな経費が掛かります。
例えば1つの部署で見てもハガキや封筒、名刺に始まり販促品やパンフレット、説明書や付属書に請求書や納品書様々なものを「株式会社○○」から「株式会社A〇C」に変更することになります。
大企業ですから、会社の製造所の看板や案内図など本当にものすごい範囲で「会社名が変わるだけで」大きなお金が動くものです。
多くの人に会社名が変わったことを伝えたいのであれば、テロップを入れるなり言葉で説明するなり、たった30秒のCMに数億円を使っているのですから、見てる人が「A〇C」?ってなるより、「あ~ かわったんだなぁ」と直感的にその場で解決するほうがどれだけ宣伝効果があるのかを考えると一目瞭然だと思います。
たぶん、経営者の中にはこれを読むと、それが「狙いだよ」って思うかもしれませんが、「A〇C」って何だろうと調べるのが狙いであったとしても何人の人がその行為をするのか?
いま、テレビコマーシャルやラジオのCMにお金を払って契約する企業が大幅に減っていることを考えると、思ったより効果がないのがわかってきた半面、SNSやネットでの広告のほうが視聴率や数値が高いのでそちらにシフトしているためにテレビ会社やラジオ運営会社が困っているわけです。
テレビコマーシャルに数億円かけて「多くの人に会社名がA〇Cになったことを知ってもらう」のに「※株式会社○○は株式会社A〇Cに変わりました」とテロップを小さく入れるほうが理解度は速いはずです。
この会社の広告は1年近く株式会社A〇Cとしか言わない状態ですが、これって見方を変えるとどうなのかな?と考えさせられる面もあると思います。
視覚・聴覚障碍者から見た株式会社A〇C
株式会社A〇Cはゴールデンタイムなど幅広い時間帯にテレビコマーシャルを何本も契約していますから数億円の広告費を支払っていると思いますが、ゴンタは「アホな経営者」と思っていると書きました。
株式会社A〇Cとしか音声と画像で広告を流しているのですが、それって健全者から見た広告であって、視覚障害があるかたがテレビの音声を聞いている場合は「株式会社A〇Cって会社ができたんだ」としか思わない(得る情報がない)という事です。
逆に聴覚障害がある人は「株式会社A〇C」という会社名だけを画像で見るわけですから、やっぱり「株式会社A〇Cって会社ができたんだ」としか思わない(得る情報がない)という結果になります。
健全者でも、ラジオのコマーシャルでこのCMの音声を流した場合、視覚障碍者と同じく「株式会社A〇Cって会社ができたんだ」としか思わないことになります。
これだけ「多様性」な生き方がどうのといって、世の中が変わってきているにもかかわらずこの「株式会社A〇C」は旧会社名をテロップに入れたり、言葉で旧会社名から新会社名に変わりましたっていうだけで済むものを全く言わずに1年流しているわけです。
ゴンタからすれば「その広告費用の一部を社員の給料やボーナスに反映してやれよ」って思ってしまいます。
カリスマ経営者(従来の考えではない型破り)が多くなってきて、男性の育児休暇をとると休暇に対して奨励金を出すなど、タブーを逆手に取った手法を使って周知させたり、社員に還元したりする経営者が増えてきました。
会社で働いてみんなで頑張った結果、営業利益の中から広告費を出しているのに、経営者が馬鹿だとこの広告費すら無駄に「会社名告知」という大義名分で消費されるわけです。
だからアホなんだと思ってしまうわけです。
だって、「株式会社○○は株式会社A〇Cに変わりました」とテロップや音声をテレビコマーシャルに入れることに何の弊害があるのでしょうか。 経営者や広告管理部署のお偉いさんの考え一つで数億円の効果が薄い広告を流しているのですから。
あなたの会社の広告宣伝費は適切に使っていますか?
広告や宣伝費はある意味、博打であり広告を打ったから売り上げが上がるものではない「生もの」であることはご存じだと思います。
宣伝や広告には「売り上げを上げたい」の他に「会社名や事業内容を知ってほしい」というものもあるとおもいます。
しかし、その広告の内容をよく吟味しないで効果がないのに無駄に広告費を払ってしまってはいないでしょうか。
先にも書きましたが、薄り多売傾向にある現在の物販などは一生懸命売って稼いだ営業利益の中から、広告費を捻出していますが、その費用は社員が一生懸命働いたり売ったりした努力の賜物です。
その利益を使って広告を出すのであれば、健全者・障碍者、はたまた日本にいる外国人、多様な年齢層のことも考えたCM作りが必要だと思います。(だって株式会社はA〇Cは会社名が変わって、こんなことしてるって多くの人に理解してほしいのですよね? だったら幅広く知ってもらうのに・・・)
「ターゲットを絞ってるからだよ!」と思った方もいると思いますが、ターゲットを1点に絞ったCMをテレビで流すと、それ以外のターゲット層以外の人は「なんだあれ?」となり、会社名だけ耳に入るので「変な会社」と捉える人が多くなります。
現に若者にターゲットを絞ったラーメン製造の大手製粉会社のCMを見た年配者はターゲット層から外れているので「大手製粉会社は何がしたいんだ?」となるようです。(老人ホームで聞いたこと)
それはそれでありかもしれませんが、会社名くらい変わったら変わったと説明したほうがいいと思います。
その時期が過ぎたとしても、テロップを入れるぐらい何の問題ないと思いますが・・・
会社の広告宣伝費は「ざる」になりやすい経費費目でもあります。
CM次第では会社の品位を落としかねないのも事実ですし、売上追及だけを見るのではなく、その広告費は営業利益をたたき出してくれた従業員の稼いだお金であることを忘れないで欲しいと思います。
だから、ゴンタはこの会社が同じCMを今後も流し続けるたびに、「社員に還元してやれよ・・・無駄なCM料金」と思い続けると思います。
あと、CMもそうですが会社の資料やパンフレットなど、日本の企業は未だに鎖国的なものがあります。
世のなかは人が不足し、日本国民の約30%を外国人が就業して成り立つ国になりつつありますが、いまだに名刺やパンフレット、会社案内などすべてのものに対して英文表記がないことです。
せっかく宣伝広告費を使うのであれば、「これこそグローバル」だと思います。
日本に来ている優秀な外国人は町の中を歩いても、ほとんど日本語しか目に入ってこなくて行政の仕組みも、その仕組みの説明も日本語であることに呆れています。
外国人に日本の法律と行政の決まりや生活習慣に合わせろ!と言いますが、合わせたくても日本語しか書いてないことがほとんどなので、ただでさえ解釈が難しい日本語をどう、外国人が受け入れ守ろうとするのでしょうか。
日本語のみのパンフレットや名刺の時代は終わったので、広告宣伝費や経費をかけるのであればそういうところも考えておく必要があると思います。
これも見方を変えて考えてみればわかることだと思いますが、日本人の多くは意見に対する否定的見方と慣例にこだわるので、少し変えることがなかなかできないようです。
この記事を読んだ人は「そういう見方があるのか」と思う人もあれば、「それはお前の妄想だ」と思う人もいるでしょう。
ゴンタが思うのは優秀な経営者はこういう記事を見ると「そういう見方があるのか」と肯定的に考え、良い面悪い面・間違っているところを分別する人が多いと思います。
いろんな意見があるのはとてもいいことです。
この記事自体、ゴンタの一個人の考え方を書いたものなので・・[
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