CNC & レーザー加工ワーククランピング簡単セッティング方法!
Snapmaker 2.0 A250 CNC & レーザー加工 ワーククランプをセッティングする方法。
CNCやレーザー加工をする場合、ワークを固定しますが加工ワークのギリギリまで加工したい場合があると思います。
Snapmaker純正のクランプや市販のワーククランプは大きく、加工工具に接触し事故になることも・・。
加工慣れしている方は自分でクランプを作ったりしますが、加工が初めてなDIY初心者にはクランプ方法が
思い浮かばないこともあると思うので動画を作成してみました。
ホームセンターで売っているもので1000円以内で準備できるクランプを紹介したいと思います。
お役に立てるといいなぁ・・・。
市販のクランプは値段が高く意外と大きい・・
市販で売っているクランプは意外とサイズが大きく、値段もそこそこの金額で売られています。
もちろん、その殆どはCNCでは加工ベットがTスロットタイプに合わせてクランプも販売されているため、Snapmakerのようなホビー用途のCNC加工機は使用することが出来ないのが現状です。
Snapmakerの場合は、加工ベットはTスロットではなく碁盤の目のようになったM4ネジをクランプ固定に使用します。
MDFボードで作られた加工ベットにクランプ固定をしようとすると、必ずと言っていいほど固定方法に頭を悩ますことが往々にして存在します。 たとえばワークのサイズと固定クランプネジの位置関係が合わず固定クランプと加工工具(エンドミルなど)が接触しそうなギリギリの境界で使用すると行ったことが挙げられます。
このような場合は、そもそも大きいクランプを使用することを避けたほうが良いと思います。
ホームセンターでクランプの部品を集めよう!
CNC加工時のクランプは加工素材のギリギリまで加工したい場合など、いろんな条件が存在しますがホームセンターで1000円以内で揃うクランプを揃えることで、この難問を解決することが出来ます。
準備するものは”材料はすべてステンレス(SUS材)”の素材でできたものを使用します。
理由は後で説明しますが、準備するものは次のリストで挙げる品物で大型ホームセンターならどこでも意外と安く売っている品物を利用します。
1.穴開きステンレス板(接続継ぎ手)
2.フランジナット(M4)
3.六角穴付きボルト(M4で加工ワークに合わせて長さ違いを準備)
4.六角ボルト(M4 長さ違いを準備)
5.蝶ネジ
ここでボルトの長さですが、加工ワークの高さはその時によって様々ですので、自分が加工する素材の高さ+ネジ代+蝶ネジなどの突き出し長さ=加工工具の加工時の高さ以内になるように長さ違いのものを複数準備します。
加工工具との接触しない固定クランプの高さを考えるといいと思います。
ネジは1本20円~40円程度、穴開き板は1枚120円~160円程度、フランジナットは1個20円程度で蝶ネジは少々値段が高く1個40円~60円程度で購入できます。
私の地元では大型ホームセンターが4箇所ほどありますが、だいたい値段は似たりよったりですのでどの地域でも1000円以内で揃えることができると思います。
ホームセンターで揃うクランプは万能!
ホームセンターで必要なものを揃えたら、パーツを組み合わせて写真のようなセットをすることでワークをクランプすることが出来ます。
写真の右下で見にくいですが(動画で見てください!)クランプを組み立てるとかなりコンパクトになったと思います。
上部のクランプはSnapmaker2.0A250の純正クランプに対して、ホームセンターで構成したクランプは下側のようなクランプになり小さくクランプ面積も最小限にすることが出来ます。
蝶ネジではなく六角穴付きボルトを使ってHEXレンチで直接締め付ける方法を使うと六角穴付きボルトの頭の長さまで低くできるので、工具長やツールホルダーの幅や高さを気にすることも少なくなると思います。
長い板を使うと更に安全に固定できますが、ここで穴開き板は”ステンレス材”を購入する理由があります。
似たような商品で安価に手に入るドブ漬けメッキの穴開き板は材質が柔らかくネジで締めると曲がってしまうのでステンレス材のものを選択してください。
ボルトやナットなどはドブ漬けメッキの安価なものを使用しても問題ありませんが、錆びたりするのでステンレス材のものをオススメします。
ホームセンターで揃うクランプを動画で確認!
皆さんの参考になればいいな・・。
Snapmakerのマシンを割引購入できます!
Snapmakerを購入したいのであれば日本代理店経由ではなく、メーカー直販から購入したほうが価格的にも安く、最大のメリットはSnapmakerサポートに対して不具合対処をしてくれることです。
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Snapmakerとは? 知らない人におすすめのモノ
Snapmakerはキックスターターで一躍知名度がアップし、初期モデルのSnapmaker 3-in-1 Originalが発売されました。 現在ではSnapmaker Ver.2のキックスターターがスタートし量産・出荷を開始しています。
このsnapmakerの良いところは主に以下の点で優れていることです。
- 筐体が金属製(アルミ合金)
- リニアステップモーターを使用したモジュールリニアレール
- 付属ソフトの優秀さはピカイチ
- 1台で3Dプリンタ・レーザー・CNCカービングの3種の加工ができる
- 加工精度が非常に高い。
- NC系の旋盤・マシニングなど経験がある人には更に奥深い加工ができる。
- 3つの機能がついて値段が安い。
- Snapmaker Ver2.0から加工サイズが違う3機種をリリース
- 後付けでオプションを追加できる(回転C軸など:リリース予定)
- 国内代理店が存在しメーカー保証・部品販売に問題がない。
安い3Dプリンタは加工精度が悪く、3Dプリンタとして出力にも影響するようなものが多々ありますが、このSnapmakerは非常に安定している加工機です。
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