Apple PayでPASMOがようやく使える。
Apple PayではSuicaでの決済は可能でしたが、PASMOは連携できておらず鉄道やバス、プリペショッピングなどでは既存のPASMOカードまたはPASMOアプリ(モバイルPASMO)を利用せざる負えなかった。
ここに来てようやくApple PayでもPASMOが使えるようになったのだけど調べてみると意外とできること、出来ないことがあるようで注意が必要かもしれません。
Apple Payを知らない人のために・・。
Apple Pay(アップルペイ)はiPhoneやApple Watch Series 3以降の端末にクレジットカードを登録して利用決済するスマートフォン向けサービスです。
アメリカでは2014年から、日本では2016年後半からサービスがスタートしましたが当初はあまりパッとしたところがなくしばらく普及に時間がかかったように思います。
Androidではおサイフケータイ機能が備わり、先行していましたがApple Payが登場し、携帯電話での電子決済ができるようになったことと、Suicaとの連携などもあり急激に普及しました。
そんな中でSuicaについでPASMOカードも今回から使えるようになりAppleユーザーには嬉しい情報となりましたので更に利用者も増えるのではないでしょうか。
Apple Payを使ってSuicaを購入するとお得になる。
モバイルSuicaはAndroid端末向けアプリですが年会費が1050円必要なのですが、Apple Payを使ってSuicaを購入するとこの年会費は不要になるのでApple iPhoneユーザーには嬉しい内容です。
オトクな情報としてはApple PayのSuicaの場合、Suicaカードのようなデポジット500円(Suica預かり金)は不要であり、発行済SuicaカードをApple Payに取り込むとデポジットの500円はSuica残高として換金されます。
上記の通り、すでに手元にあるSuicaカードをとりこむこともできるし、新規発行も可能です。
複数のSuicaを管理することもできるので通勤用とプライベート用など用途や、会社精算とは分けたい場合などにも便利な機能を有しています。
もちろんuicaアプリケーションに登録したクレジットカードでチャージしたり、WalletアプリケーションからApple Payでチャージすることができます。
Apple Pay PASMOが使えること
ほとんどモバイルPASMOとおなじ機能がApple Payで登録して使えるのであまり大差はないかもしれません。
それでもiPhoneやApple Watchの端末だけでバスや電車での移動ができるようになったのは便利なのではないでしょうか。
- バスや鉄道の利用をApple Pay Pasmoで利用できる。
- Apple Payを使ってPASMOチャージができる。
- Apple Payに登録したクレジットカーでPASMOチャージができる
- PASMOプリペイド残高の範囲内でのショッピング
- バス、鉄道の定期購入や継続
先のSuicaと同じくカードタイプのPASMOもしくはモバイルPASMOから残高や定期券の購入残高をApple Payに引き継ぐことが出来ます。
Apple Pay PASMOでできないこと
Apple Pay PASMOとして利用できない場合も存在するようですので下記に該当する場合は注意が必要かもしれません。
利用できない場合はApple Payに情報を引き継げない、取り込めないことになります。
- PASMOカードがクレジットカード機能に付帯されているもの
- 18歳未満のPASMO定期
- 子ども用PASMO
チャージできる金額は?
チャージできる金額は最大で2万円であり、カード型のPASMOやモバイルPASMOのチャージ金額の上限値と同じのようです。 チャージはApple PayのWalletアプリから行うことも出来ますが、PASMOアプリからもチャージできるようですが、チャージできる最小金額に違いがあるようです。
Apple PayのWallet 100円から、Pasmoアプリ 500円からとなっています。
使用できる端末に制限がある。
単刀直入に書いてしまうと・・
iOS14.0がインストールされたiPhone 8以降、またはwatchOS7.0がインストールされたApple Watch Series 3以降 (Face ID, Touch IDまたはパスコードが設定されているもの)
セキュリティ面での成約のようですので、対象外の端末またはApple Watchをご使用の方は使えないようです。
PASMOを設定登録するには下記のような設定時の必要な条件があります。
- Walletに追加したクレジット/デビット/プリペイドカード*
- iOS14.0以降、watchOS7.0以降
- インターネット接続
- Apple ID(iCloudにサインインしていること)
- デバイスの地域(「設定」>「一般」>「言語と地域」)が日本に設定されていること
同じPASMOをiPhoneとApple Watchの両方で使用することは出来ない。
通勤や通学、プライベートな時間で、Apple iPhoneとApple Watchの両方に設定して利用する場面を変えて使いたいと思われる人も多いのではないでしょうか?
このような残念ながらApple iPhoneとApple Watchの両方で同じPASMOを設定して使用することは出来ないようです。
この場合では別々のPASMOを設定する必要があるようです。
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