Windows10 Update Error Code 0x80070652
Windowsやその他の致命的なエラーは、Windowsオペレーションシステム(OS)に問題がある場合に起こります。
プログラムを開くのに時間がかかるようになり、反応にタイムラグが生じることもあり、複数のアプリケーションを起動している時には突然のクラッシュやシステムフリーズが発生しやすくなります。
これらエラーの原因は、過剰なスタートアップ・エントリ、レジストリのエラー、ハードウェア/RAMの欠陥、ファイルの断片化など、様々な理由が考えられます。
そんな中でWindows10やそれ以外のWindows系OS(Windows10,Windows8,Windows8.1,Windows7,Windows6など)でも”ERROR_INSTALL_ALREADY_RUNNING 0x80070652 エラーメッセージ”が発生することもあります。
基本的にはこのエラーはWindows Update時に何らかの問題が生じ、それが原因でアップデートを中断したことによるエラーメッセージとなります。
例えば過去の内容で言うと・・
- 0x80070652というエラーでWindows8からWindows8.1にアップデートされない。
- Windows7 から Windows10 へ アップグレード中に – エラーコード 0x80070652
- Windows 10 Anniversary Update
- Windows 10 Fall Creators Update
- Windows 10 Creators Update
さまざまなアップデートによるWindows更新作業中のエラーに発生しているようです。
0x80070652 メッセージERROR_INSTALL_ALREADY_RUNNING
Windows Updateが正しく動作しない場合の対処方法は以下の通りです
Windows Updateは自動で更新プログラムがダウンロード/インストールされますが、何らかの理由により更新に失敗したり、更新が滞留して更新自体が完了しないことがあります。
更新に失敗したときのエラーコードには大まかに次のようなものがあります。
0x80073712 / 0x800705B4 / 0x80004005 / 0x8024402F / 0x80070002 / 0x80070643 / 0x80070003 / 0x8024200B / 0x80070422 / 0x80070020など。
これらのエラーコードによるWindows Updateの失敗には、下記のような対処方法が有効な場合があります。
ERROR_INSTALL_ALREADY_RUNNINGのインストールが進行中であることを意味しますので、このエラーは既にインストールされている更新ファイルとインストールされる更新ファイルとの間の競合に関連している可能性があります。
Windows10の古いバージョン(1511や1607)から最新のバージョンにメジャーアップデートする際に発生する場合ではWindowsOS側からは【これから最新アップデートをするが、調べてみるとアップデートに対応していないアプリケーションやソフトウェア、ドライバーが存在してるので、インストールすると不都合があるからアップデートするのは辞めときますね」という状態であると仮定できます。
Code:0x80070652の他にも、Code:0xc1900208と表示されることもありますが、これも同じようにドライバーやソフトウェアがアップデート後に未対応であるためWindows Updateができないことを意味します。
Windows DefenderをOFFにしたらUpdate できた?
Code:0x80070652が出た場合は速やかに、現在インストールされている外部接続されたものを取り外し、パソコンに何も繋げない状態で再起動します。
そして起動時にタスクに入っている周辺機器ソフトウェアや常駐ソフトを手動で一旦止めてからWindows Updateを行うことで問題が解決する可能性が非常に高いです。
因みにWindows Defenderは互換性がない対象のソフトウェアではないのですが、稼働させたままだとエラーが出る場合が多く報告されており、いったん止めるかアンインストールを行うことで解決する場合もあるようです。
多くは先に述べた通り、【インストールされているソフトウェア類の互換性の問題】ですので、根気よく検証してみると解決するはずです。