パソコンでおなじみのヒューレットパッカード社(hp)が製造するhp製ドライブレコーダー付属のWindows用動画ビュアーソフトウェアである「SuperCar」ですが、Google Mapの仕様変更に伴い起動後にJavascriptエラーが表示され、動画が再生できない不具合が発生しています。 しかしながら、公式および販売代理店でのアップデートファイルやパッチサポートもされていないため、緊急時に動画をWindowsPCで確認したい場合は観れないため、他のソフトウェアを使用して動画再生を行う方法を紹介したいと思います。
こんにちは! ゴンタです。
hp(ヒューレットパッカード)のGPS搭載ドライブレコーダーf880g Kitを所有する3台の車に装着して枚に試使用しています。 ドラレコはコムテックやKENWOOD(ケンウッド)など様々なメーカーのドライブレコーダーが販売されていますが、私はhpのf880g Kit一択で愛用しています。
hpのドライブレコーダーを愛用する理由は「ハングアップ」しない(一度も経験したことはありません。)ことが愛用する理由です。 私の住んでいる地域は真夏の青空駐車では室内温度がかなりの温度になりコムテックなどのドラレコの場合、熱でハングアップしたり動作不良になることが多く巡り巡ってhp製のドライブレコーダーに行きついたわけです。
hpのドラレコは非常に優秀で3台に取り付けていますが、画質も良く安定して動いてくれるため多くの人におススメしたいドラレコでもあり、最近では価格も前後カメラにGPS機能がついてWi-Fiも搭載していますので高機能でもあります。
今回、この優秀なhpドラレコでWindowsパソコンで動画が見れる純正ソフトウェアがCD-ROMで付属しているのですが、GoogleMapの技術的仕様変更によりhtmlで使用しているJavascript(ジャバスクリプト)のコンフリエラーが発生しており、公式および輸入販売代理店を含め最新バージョンやアップデートファイルが公開されていないため、動画再生をパソコンで見ることができない状態が発生しています。
そこで、このhp製ドラレコで録画したドライブレコーダーのMovファイル(付属の情報ファイルも)を他のメーカーの動画再生ソフトウェアを利用することで再生することができるので、途方に暮れているひとに対処法を記載したいと思います。
あわせて、hp製ドライブレコーダーや他のドライブレコーダーに搭載されているWi-Fi機能でのデータ転送でうまく動作しない、いわゆるドラレコでWi-Fiデータ接続でドラレコの録画データを読み込む(表示する)ことができないといった人向けに対処法を記載したと思いますので、記事の後半を参照ください。
hp製ドラレコの標準ソフトウェアSuperCarでの不具合について
hp製ドライブレコーダーの標準付属WindowsソフトウェアSuperCarですが、非常に使いにくいイマイチなソフトウェアだったのですが、数年前までは普通に使用する事ができましたが、現在はGoogleMapの仕様変更により下記のようなエラー画面を表示して、「はい(Y)」を押しても何度も何度もエラーが発生します。
この状態で動画ファイルを指定して動画を見ようとすると、スクリプトエラーが何度も発生し、「はい」を連打酢することで動画は再生されますが、操作はほとんどできないばかりか、ファイルを終了させることもできなくなってしまいます。
標準のドラレコファイルですが調べてみるとある程度、業界標準規格が存在するようですべての機能を利用できるわけではありませんが、他のメーカーのドライブレコーダービュアーソフトウェアを使用する事で動画を見ることができることがわかりました。
他社のドラレコ再生ソフトを利用して動画を再生する方法
どうやら、他社のドライブレコーダー用ビュアーソフトウェアを利用することで、特殊な独自仕様の機能以外であれば速度や位置情報、GoogleMapを利用した軌跡確認、XYZのジャイロ加速度も表示することができるようです。
わたしが動作確認を行ったのはPioneer(パイオニア)社のDriving Viewewというソフトウェアで、本来はPioneer製のドライブレコーダー購入者向けのソフトウェアですが、このソフトウェアを借用して動画再生を行ったところ、hp製ドライブレコーダーの動画を再生し観ることができました。
hp製ドラレコ f920x / f920x Kit / f410g / f410g Kit / f880x / f880g kit / f650g / f660g kit / f910g / f870g などのGPS搭載型ドライブレコーダーの動画ファイル 拡張子*.MOVと*.NMEAを読むことができます。
パイオニアのVREC-DZ800DCを選択してビュアーソフトウェアをダウンロードして動作確認を行い、FR同時表示ではありませんが、フロント・リアの両方を再生することができたので、hp製標準ソフトウェアのエラーで苦しんでいる人は利用してみるとよいかもしれません。
※パイオニア社のソフトウェアを借用していることになりますので、メーカーへの問い合わせおよびサポートはできません。 また、これにより発生する如何なる事象におきましてもパイオニア社の責任ではなく、利用者の責任の下使用する事になり、この記事を書いているゴンタにおいてはこのすべてにおける事象の責任は負わないものといたします。 自己責任でお願いします。
パイオニア社のダウンロードサイト ドライブレコーダーユニット対応パソコン用ビューアーソフト「Driving Viewer」
この「Driving Viewer」ソフトウェアはGoogleMapの技術改定によるJavascriptの記述方法の変更に対応しており、GoogleMapを利用した走行軌跡表示にも対応していますので、hp製ドラレコ用ビュアーソフトSuperCarをアンインストールしても問題ないと思います。(どちらにしても使えないソフトウェアはPCから削除しましょう)
実際にヒューレットパッカード社のf880gで録画したものをパイオニア社の「Driving Viewer」で再生した画像を記載しておきます。 規格に合ったものであれば他社のソフトウェアでも動作するのではないかと思います。
ドラレコのWi-Fi機能で録画動画や画像をダウンロードできないときの対処法
私の知り合いやご近所さんからドラレコのWI-FI機能があるんだけど、スマホに接続しようとやってみるんだけどうまくダウンロードできないんだよね・・ 何とかしてくれる? どうやるか知ってる?と聞かれたことが2度あります。
ガジェットオタクのゴンタの場合、ガジェット系や電機家電モノはよく聞かれるので仕方がないのですが、ドラレコまで聞いてくるか!と思いながらも、ああ・・ 携帯端末の4G/5Gデータリンクのまま利用しようとして失敗したんだなと・・。
ようは、携帯電話のスマートフォンは常時、モバイルネットワークのデータ通信をONにしていることでソフトバンクやau、ドコモ、LINEMO、POVOや楽天モバイルなどの接続IPアドレスが割り振られた状態でドラレコのWi-Fi接続を行っても、接続できているようですがIPアドレスがプライベートIPなので接続できないことになります。
簡単に言うと、WI-FI接続する前に4G/5Gのデータ通信をOFFにしてからドラレコのWi-FI SSDIDを指定して接続する事で、プライベートネットワークアドレスで接続できるようになり、ドラレコ専用Appでドラレコの動画や静止画をダウンロードしたり遠隔表示することができるようになります。
とにかく、4G/5G接続をOFFにすることで対処できるので、ぜひ試してみてください。
hp製ドライブレコーダーはおススメできる一品!
この記事を執筆しているゴンタは、家族3台の車すべてにヒューレットパッカード製のドライブレコーダーf880g/Kitを自分で施工して設置しています。 過去にケンウッドやコムテック、中華製品を使用してみましたがゴンタの生息地域の強烈な真夏の直射日光によるハングアップや動作不良が発生し、そのたびに再起動や再設定を余儀なくされていました。 海外のサイトでhp製ドラレコを3台使ってコンボイトラックのドライブレコーダー録画をしている記事をみてアメリカ横断トレーラーで使ってるなら、そこそこ耐久性があるんじゃね?って感じで購入しました。
結果的に3台ともハングアップすることなく2年目を迎えており、機能や耐久性のほか録画画質もf880g/kitはとてもよく、夜間でもナンバー認識ができる優れものです(バックカメラでのナンバー確認はライトの関係で接近するまで難しい これはどのドラレコも同じだと思います。 あと雨のしずくがオーバーラップしている場合など)
これからドラレコを設置しようと思っている方は、hp製のドラレコは意外と安いので是非お勧めいたします。
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