
こんにちは! ゴンタです。
今日は、Visual Studio 2026のGitHub Copilotのプレミアムリクエストが何故かどんどんカウントされてしまうという現象の説明と対策を記事にしてみたいと思います。
Visual Studio 2026 ProfessionalをIDE購入した話は、前回記事にしてみました。 IDEでの買い切り購入が長期で使用する場合は最もお安くお財布にやさしいという記事です。
気になる方はそちらもご覧ください。
GitHub Copilot Proのプレミアムリクエストとはなに?
GitHub Copilot Proは月/年単位での有料プランで、AIの料金体系の中で最も安いサブスク契約ですが、使用できるAI種類には制限があります。 2026年3月時点ではGPT-4.1系が標準モデルとなっており高速・コード品質の安定・補完やチャットのバランス調整されたものが使用できます。
それとは別に、GPT-5系モデルやAnthropic系のClaude(Opus/Sonnet)、Codex系、Geminiなども使用できますが利用にはプレミアムリクエストのカウントが消費されます。
このプレミアムリクエストですが、軽い処理(GPT-4系)は無制限で使用できプレミアムリクエストのカウントがされない(例外有り)のですが、重い処理はプレミアムリクエストのカウントが消費されます。
重い処理というのは高性能モデル(先ほどのGPT-5系など)をCopilot Chat(コパイロットチャット)で質問すると1回ごとに消費するもので、エージェントモードなどを行うと場合によって複数カウント消費することもあります。
具体的な重い処理としては、複数ファイル参照の修正・大量のコード解析・エージェントモードでの自動作業・質問が抽象的で推測が多い質問などがあります。
消費されないものとしては無料枠のコード補完(インライン)や軽いチャット、小規模修正(例えばメソッド内の修正など)はカウントされませんのでガンガン使用することができます。
GitHub Copilot Pro以上にはプレミアムリクエストの使用できるカウント数が違いますが、無料と違って重い処理やエージェントモードによる大幅なリファクタリングなどを使用できるのですが、カウントが消費されていきます。
GitHub Copilot Proのプレミアムリクエストが消費されるとどうなる?
GitHub Copilot Proのプレミアムリクエストは300回/月の制限があり、1カ月に300カウントされると使用できなくなります。よって翌月にはプレミアムリクエストのカウントはリセットされて300回分のリクエストがまた使用できます。 ゴンタはGitHub Copilot Proを年契約しているため、毎月300回のプレミアムリクエストが使用できます。
では、完全に月内で300カウント使用した場合どうなるのか? これはいろんなところやChatGPTに質問したりするとプレミアムリクエストが使えなくなり「低速のモデルが使用できる」と書かれているのですが、実際は300カウントを超過した場合、無料のモデルもプレミアム対応モデルも両方使用できなくなります。
こうなってしまうと、GitHub Copilotが使用できなくなりますので非常に面倒です。
この場合は、GitHubの管理画面にあるCopilot設定に「請求とライセンス」に「予算とアラート」という制限設定ができるのですが、「SKU(プレミアムリクエストの全SKU)」の予算額を$ドル指定で上限値を設定することで継続使用が可能となります。
この場合、例えば2月15日にプレミアムリクエストが300カウントを消費した場合、残りの月末までチャットやエージェントが使えなくなります。 GitHubの管理画面の「SKU(プレミアムリクエストの全SKU)」の上限予算額を$0の上限値から$10と入力し保存すると、最大10ドルまでは超過利用できるようになります。
1回の質問で0.33ドル~となっており、従量制課金に切り替わります。
翌月になると300カウントが復活するので、最大値を0ドルに戻して300カウントで止まるように再設定します。
カウント上限でも使用できるという情報があって、それを信じていたので300カウントを初めて迎えたときにはちょっと驚きましたが、情報を収集してもいまいちわかりにくかったので、記事にしてみたというわけです。
【原因追及】GitHub Copilot Proのプレミアムリクエストがどんどん消費されるのはなぜ!
2026年2月までは、GPT-4系を使用している場合はプレミアムリクエストが消費されることはなく、Proにしてヨカタ・ヨカタと安心してガンガン使用してました。だって最安値の10ドルですから。
ところが、300カウントを超えました!と通知が出て使用できなくなったので、間違ってGPT-5系を使ってしまったのかと思ったのですが、GitHub Copilotのプレミアムリクエスト分析で見てみると使用したことがないClaude Sonnet4.6やGPT-5.4などがカウントされており、なんで?ってなってしまいました。

実際に使用していたのはGPT-4系で、たまにGPT-5を数回使用した程度で月初から15日後にプレミアムリクエスト300カウント上限を超えたという状態で、カウントがおかしいのでは?と思いました。
これだと、毎月超過分を支払うことになるので困りました。
今までと同じ使用方法で300カウントを超えるんですよね・・ 上限を10ドルに設定すると使用できるようになるんですが、GPT-4系で使用しているのにさらにカウントされて超過枠10ドルを怒涛の如く消費してくるといった具合に・・
【原因判明】VS2026の最新リリースの設定でGitHub Copilotが選択モデル以外を使用することが判明。
2026年2月度のリリース更新でCopilotの機能が何個か追加されたのですが、そのリリース紹介画面で便利になりました!ってあったので、どれどれどんな感じで使いやすくなったかな?と思いながらチェックを入れたのをすっかり忘れていました。
プレミアムリクエストがガンガン消費されてるのも知らずに、急に使用できなくなり困りましたが、原因がわからずあれこれ調べても答えはなく・・。 過去に何をしたのか思い出してVS2026のオプションにあるGitHub設定を眺めているとエディターの設定に「Premiumモデルを使用してチャット以外の要求を強化する」という欄にチェックを入れてました。
「Premiumモデルを使用してチャット以外の要求を強化する」の解説には「有効にすると、チャット以外のCopilot要求でPremiumとStandardの両方のモデルが使用される場合があります」と書かれていました。
コパイロットチャット以外?
どうやら、これにチェックを入れているとGPT-4系で重い処理をプレミアムリクエスト対象モデルを裏で利用しコード生成しりしているようです。

ちゃんとした説明がある明確な記事や公式回答はないため、正確にはわかりませんが、この「Premiumモデルを使用してチャット以外の要求を強化する」を外した場合、プレミアムリクエストのガンガン消費が激減したのでチャットでも状況によってはプレミアムリクエストモデルを利用してしまってるようです。
この「Premiumモデルを使用してチャット以外の要求を強化する」が原因のようですので、気になる方はチェックを外すとよいかもしれません。
【別の対策案】copilot-instructions.mdに記述すると、さらに消費を抑えられる。
Visual Studio 2026 copilot-instructions.mdはチャットなどで必ず読み込んで記述ルールに従って、回答生成するようです。
新しくユーザーからの要望で格上げ実装された機能ですが、非常に便利でコードスタイルや、API・クラスの指定、コード記述ルールなどを書いておくと、生成の時に反映したコードを生成してくれるので便利です。
このcopilot-instructions.mdの先頭に「GPT‑5 mini のみを使用し、Claude Sonnet、GPT-5.3-Codex を使用しない。」と記述することで、プレミアムリクエストの消費が多少抑えられるようです。
Claude Sonnetなどを使用したい場合、copilot-instructions.mdに記述されていてもチャットやエージェントモードで指定モデルをClaude Sonnetなどを選択している場合は無視されるようです。 ですので、「おまじない」のように記述しておけば幸せかもしれません。
少々不確かな情報かもしれませんが、実際にプレミアムリクエストのカウント減少となったので困っている人に参考になればと思います。
copilot-instructions.mdにコーディングルールなどを書くことで、チャットやエージェントモードで毎回、copilot-instructions.mdの内容を読み込み、それに準じたコード生成を行いますが、記述の曖昧さや記述順序、記述量の多さなどが影響するのか、うわべだけの表層取得っぽい「なんちゃって対応したよ回答」的な生成をすることが多いです。 copilot-instructions.mdの内容が多い(400行を超えると反映忘れっぽい対応が出てきます)と漏れるので何でもかんでも書いていると、チャットモードでも回答に時間がかかり、重い処理=プレミアムリクエストモデルの使用回答を行うことがあるようです。 結果、プレミアムリクエスト消費につながるため、copilot-instructions.mdも大きくならないよう、チャットの質問も矛盾しない指示がポイントだと思います。



