
こんにちは! ゴンタです
ココのところ忙しくてお休みしておりましたが、久しぶりにAmazonで購入した超最安値の4Kモニターがなかなか良い商品だったので商品レビューを書きたくなって、この記事を作成しました。
聞いたことが無いCUNPUという液晶ディスプレイを販売している中国企業なのですが、値段が安いのでAmazonで見かけても購入するかどうか、ちょっとためらってしまうかと思います。
なので、モニター2枚購入したゴンタのレビューが役に立つとよいのですが・・
27インチモニター 4K-UHD(3840×2160)が19700円!
ゴンタはライフワークでプログラミングや3Dモデルを作成したり、CAD/CAMで品物を作ったりしますが、いま使用しているモニターがLGの横長モニターなので意外と使いにくく感じていたので、Amazonでよいモニターが無いか探してました。
大規模にAmazonプライムデーが開催されていたおかげもあり、いろんなメーカーのモニターが特価で販売されているなか、Xiaomiのゲーミングディスプレイがお安くなってたりして、購入を悩んでいる中で目についたのが、この「CUNPU」という見慣れないメーカーのモニターでした。
なんと、27インチIPS非光沢液晶パネルの4K 73Hz/60Hzのモニターが19,700円で販売されており、通常の4Kモニターだと半値近い値段で売ってるではありませんか・・・
ただ、中華圏のモニターなので聞きなれないモニターメーカーですので購入をためらいますが、Amazonレビューではそれほど問題はないようですので、モニター1枚購入予定でしたが、急遽変更しCUNPU 27inc 4Kモニターを2枚購入しました!
購入で考えたことは・・・
- 現在の環境では横長モニターで対応していたので27インチ4Kモニタ1枚ではちょっと不便なところがある。
- Visual Stadio 2022やCodeIDE系ソフトウェアでモニターを縦長に使いたい。
- 上下にアプリケーションを並べたい。
- 4Kモニタ1枚の値段で激安モニタ2枚が購入できるのでダブル縦型モニタ化できる!
- 3年故障なしで動いてくれれば充分なのでダメもとで購入することに。
- ガスシリンダーのモニターアーム1個で縦2枚、横2枚の表示変更ができる。
結局のところ、3年持てばいいよなぁと思いながら激安モニターを2枚ポチりました。
届いた激安モニターはしっかりしていてビックリ!
Amazonプライムで購入すると配送に時間がかかる場合がありますが、このモニターも1週間程度時間がかかりましたがAmazonの配送業者が持ってきてくれました。

届いたモニターの箱はしっかりした頑丈な段ボールで、外観に当て傷や凹みはほとんどない綺麗な状態で届きました。
Made in Chinaの大きなシールがあるのが少し残念ですが、この世のなかほとんどのPCモニターが中国生産ですので、いまやあまり気にするところではないので・・ まぁいっか。
段ボールにはCUNPUと書かれており、販売メーカーのCUNPUと書かれていて製造業者と提携販売しているようです。
多くの場合、ディスプレイを製造しているメーカーに販売する委託会社との間でビジネス契約を行い、販売メーカーのロゴや説明書を入れて発送したり、コンテナ出荷するのが中国企業の基本的なビジネスです。 よくAmazonやAliExpressなどで同じ形状・同じ形の商品がいろんな販売者から売られているのは、作る側とそれを利用して販売する側で成り立っているので、そういうことになるようです。
ある意味、出荷数も多いので必然と類似品を見ることも多くなりますが故障率も下がる傾向にあるようです。
ゴンタは中華製品をかなり良く購入しますが、ダメな品物もあれば素晴らしいものもあるので中華=ダメなので買わないといったところはあまりありません。
梱包は完璧・モニターの品質も問題ない!
さっそく、段ボールの中を引っ張り出してみたところ、日本メーカーの梱包とほとんど同じで発泡スチロールで保護された部品とモニター本体がありました。 今回購入したモニターはVESAのネジがあるのですが、写真の通りモニターアームをはめ込む形になっているため、段差がある点がこのモニターの最大の欠点ではありますが、後述する対策さえすれば何とでもなります。


しっかり梱包されており、「安かろう悪かろう」の中華商品はもう過去のイメージでしかないような気がします。
このモニターは4Kモニターですが、販売ページに書いていなかったDisplayPort to DisplayPort ケーブル1mが最初から付属されており、激安モニタなのに付属ケーブル付きでちょっと驚きましたが、別途購入する必要が無かったところは高評価な点です。
梱包なども適切であり、製品の作りもよくモニターの外観品質は非常によく、心配不要でした。
モニター接続端子は通常使いでは十分なのでは?
CUNPUモニターの接続端子はDisplayPortが1つ、HDMIが2つ、ヘッドホン端子が1つあります。 ほとんどの一般使いでは十分ではないかと思います。 ただ謎のUSB-TypeA端子が1つあるのですがサービス点検用なのか、出荷調整コントロール用USB端子なのか不明なUSB端子がありますが、マニュアルにもないので製造工場の組み立てでカラー調整や商品状態をチェックするファクトリー端子の可能性があります。 もしかしたらUSB給電できるのかもしれませんが試してません。


このモニターはIPS非光沢という事で、画面テカリが大っ嫌いなゴンタは購入するときの一つの指標にしていたのですが、梱包を解いた本体ディスプレイを見ると確かに非光沢で、この時点でも安心しました。
このモニターは27インチですのでそこそこ大きく4Kモニターですので表示解像度は3840x2160のUHSサイズですので文字100%でWindows画面設定すると、かなり作業エリアが広いモニターになります。 よくゲーミング系のモニターでは144Hzなど高周波数帯のモニタが売られていますが、ゴンタのようにゲームをしないCreativeな使用やネットサーフィンユーザーには4K 75Hz/60Hzで充分です。
まれに144Hzなどをゴリ押しする人もいますが、そのために高額になるモニターを買う必要もないので、使用環境に見合ったものを購入すればよいと思います。 このモニターを購入したもう一つの理由がKVMです。
KVMってなに?って方もいると思いますが、1つのキーボードと1つのマウス、1つのUSB接続の周辺機器を2台のPCで切り替えて使用するものをKVMと言います。
私が持っているKVMユニットはUGREENの4K-60Hz対応の2ディスプレイ切り替え機ですので、2台のモニターを2台のPCで切り替えて使用するため、144Hz-4KモニターなどはKVMの対応周波数からモニター購入の選択肢が60Hzと決まっていた点もCUNPUモニターを購入した理由になります。
VESA対応だけど、ちょっとした加工が必要でした。
CUNPUモニターの背面にはモニターアームをスタイリッシュに裏面のデッドスペースを減らす目的でモニタースタンドユニットをモニター背面の凹面にはめ込む形になっています。 これはよく考えられた設計でCUNPUが販売するモニターでよくある形のようです。 CUNPUモニターはさまざまなモニターを販売しており、はめ込みタイプが多いですが回転式で縦横使えるモニターもあります。 通常ではモニタースタンド使用なので問題はありません。
ゴンタの場合は、モニターを縦横自由に使用し、2枚並べる使い方をしたいため付属のモニタースタンドではなく、ガス圧調整のデュアルディスプレイ対応モニターアームをAmazonで3280円で購入しました。 この商品もかなり値段が安かったのですが、ガス圧調整幅がかなり広くガッチリホールドしたり緩めにできたり、かなり良い商品でした。


写真の通り、通常の付属モニタースタンドは裏面のデッドスペースを減らすために、ワンタッチ嵌め込みで組み立てできるよう凹みがありますが、VESAマウントのネジはその凹みにあるため約8mm~5mm程度の段差がありますので、取り付けネジも少し長いものが必要です。 また、VESAマウントを利用して取り付けするようなモニターアームの形状によっては凹み分だけ補強する必要がありますが、こんなのは創意と工夫でどうにでもなります。
稀にこういう形状で文句ばっかり言ってる人がレビューで他の製品でもありますが、第1になぜそういう形状なのか?という想像ができなかったり、自分がそういうものを購入しているという考えがない人が多いです。
自分が買ったものがそういう形状のもので合って、すべてのことに配慮されたものを買いたいのであれば調べるか、高級品を買えばいいだけです。 反感を買う書き方かもしれませんが、自分が想う状態のものがすべてに当てはまることなど、この世の中ではほとんどないので、創意と工夫で乗り切れば良いのです。
ゴンタは、VESA対応のガス圧モニタアームに付属されていたクリアランス調整樹脂パーツを加工して背面にアームスタンドを取付しました。 どうするか考えて解決策を見つけ実行した時間は10分程度です。 部品が無ければ日常生活の中で代用できるものを探す時間、なければ100均で代替部品を見つけるような状態になるかもしれませんが、それが嫌なら高級品を買いましょう。 ゴンタの場合、激安モニターなのでそういう事もあるよねって感じですね。


ガス圧アームに付属していたクリアランス調整用のプラスチックワッシャーを2面カットし、コーナー部のVESAネジのクリアランス調整を行い、ネジ長さを調整するため3Dプリンタで長さ調整樹脂ワッシャーを作成しました。
ここで注意する点があります。
ネジが長いとモニターの背面から電子基板を押し込んだり、モニター背面パネルにネジを押し込んだりする可能性がありますので、ネジの長さは要注意です。 国産メーカー設計の場合はネジ長さが長くても液晶背面を損傷させたり電子基板を破壊するようなことが無いように長いネジが入らない構造になっていますが、その辺は中国企業の設計の場合は考えてない製品が昔は多かったです。 今の設計は日本仕様設計的な部分が浸透してきたので大丈夫なものが多くなってきたようですが、注意が必要です。
ガス圧シリンダーモニターアームでCUNPUモニターを縦2枚にした。
頑張ってモニターアームに取り付け、机の天板に取り付けしました! モニターアームで重量物を取り付けますのでこのような環境を構築したい人はテーブルやPC机はガッチリした板厚のものを購入ください。
知り合いはゲーミングテーブルというある製品を購入し、私のようにモニター4枚つけるような環境にあこがれてモニターアームを取り付けたらテーブルの天板が薄く安定しないという事がありました(板が変形する そんなことある?って感じ)ので、ご注意ください。
さて、CUNPUモニターを縦にならべてみましたが激安モニターと思えないですし、チラついたりドット抜けがあったり色むらや背面液晶ライトにムラや偏りなどもない、言われなければ高級品と変わりませんでした。
1枚の4Kモニターの購入価格で2枚購入できたことと、このまま3年動いてくれれば合格ラインで何かあっても「安かったからね」仕方がないね って思えるので本とこれで充分です。 考え方次第ですね。

モニターを縦にすると使い勝手が悪い部分もありますが、私の場合はモニター4枚なのでアプリケーションの使用用途によって表示するモニターを選ぶのでこの環境に満足しています。 長いプログラムコードが見やすくなって使い勝手は良くなりました。 このCUNPUモニターはモニター外周のベゼル領域が薄く比較的モニターとの境界線が狭いのも良い点でした。
ゲームをする場合はモニターを手前に引っ張り出して回転させれば横型で使用できます。狭い環境の中でいかに自分の環境を構築するかを考えた場合、このような使い方も良いのではないでしょうか。
CUNPUの激安モニターでしたが、品質面も何の問題もなくお得感でよい買い物をしました。 あとは何年動いてくれるかってとこですが販売者は1年保証を謳ってますので、何かあればAmazon経由で対応してくれるようです。
ちなみにモニターの設定プリセットメニューは言語切り替えが可能で日本語に変更できます。 この設定は非常に細かくできますので、あらかじめプリセットされたもの以外にコントラストやガンマ値など任意で設定できます。

モニターの画面がチラつく・ブラックアウトする症状がある人は・・
よく、新しいモニターを購入してパソコンに接続したけど、モニターの画面がチラついたり、周波数ずれで画面が乱れたり、ブラックアウトを繰り返すので、このモニターはクソだ! モニターが悪い!とレビュー評価されているのをたまに見ます。 しかし他の人が同じ商品でレビューを書いている中でそんな人は一人に魏だったりします。
これは、多くの場合HDMIケーブルやDisplayPortケーブルなどが原因だったりKVMやケーブル途中で延長コネクタを経由していたりすることが原因のようです。 さらに電源コードがループ化している中をディスプレイケーブルが通過するようなケーブル配線を束ねたりすることでノイズが走るモノ原因です。
ディスプレイケーブルはシールド構造のもので、HDMIにもDisplayPortケーブルにも規格があり、最新のバージョンに対応したケーブルを選択する必要があります。 私の場合は、ケーブルはUGREENで統一しています。 このメーカーのものでハズレを引いたことが無いのでよく人に進めてます。
ディスプレイ画面が「あばれる君」状態ならモニターを原因とみる前に、配線周りの改善とケーブルを交換するとよいでしょう。 HDMIケーブルならダイソーをお勧めします。330円で2.1対応のものが売ってたりしますよ。
私はUGREENですけどね・・
CUNPUのモニターをAmazonで見つけたけど、気になる人に向けて商品レビューをしてみました。
お役に立つ情報であれば良いのですが・・