【WordPress】PHP5.2~5.5サポート終了らしい
WordPressはPHPで動いていますが、皆さんのサーバー設定でPHPのバージョンは最新のものになっていますでしょうか?
最新バージョンではない場合、PHPのバージョンによっては動かなくなる可能性が高い”サポート終了”のPHPバージョンを使用しているかもしれません。
WordPressが動いているサーバーを確認しよう。
WordPressのPHPバージョンは皆さんがお使いのサーバー設定画面にPHPバージョンを表示設定する項目があります。
PHPバージョンが仮に5.2から5.5までを設定しているようであれば、速やかにPHPバージョンをサーバーで推奨されるPHPバージョンか、サーバーが提供する最新のPHPバージョンに設定することをお勧めします。
PHPバージョンをそのままにしていると・・
WordPressは頻繁に最新バージョンにアップグレードしていますが、アップグレードには稼働プログラムであるPHPのセキュリティ対策に合わせて更新している部分があります。
しかし、PHPのバージョンに沿ってすべての修正をしていると、開発側は多大な労力と時間を失います。
最新のPHPバージョンに限って開発できるのであれば、開発スピードとそれにかかる労力は格段に少なくなり、さらに内容の濃い新機能の追加などにパワーを注ぐことも可能となるのです。
PHPのバージョンが古いままだとWordPress開発者がサポートをやめた場合、重大なセキュリティホールなどに対応しないわけですから、最悪の場合サイトが乗っ取られる、またはサーバー自体にも悪影響を及ぼします。
よって、サーバー運営会社は必ずPHPのバージョンをアップグレードできるよう項目を設け、WordPressの更新に合わせてPHPもバージョンアップできるようにしているのです。
PHPのバージョンアップがめんどくさくても、セキュリティ対策として、バージョンアップすることを強くお勧めします。
PHP Version 5.6以降のバージョン使用率が50%も
マイナビニュースの記事によれば、今回のPHPバージョンのサポートを一部終了する発表の中でWordPressが稼働するPHPバージョンをグラフにしたものを公開していますが、PHP5.6を含めるPHP5.2~5.6は50%近くを占めており、PHPのバージョン変更をせず放置している利用ユーザーが多いことを示しています。
by マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20190322-793657/
PHPの最新バージョンは速度がこんなに違う
PHP7.3が2018年12月6日にリリースされましたが、PHP5.6と比べてみると速度がこんなに違うことがわかりました。
・PHPの実行速度がPHP5.2に比べ7.3は約2倍以上速度アップ
PHPを旧バージョンで動かすメリットは何もないので早急にバージョンアップを図った方がよいでしょう