お仕事で使っているのですが、環境保全の一環として新しい商品に切り替わっているので
ちょっと、そのことについて、記事にしたいと思います。
以前までは、光明丹を使っていたのですが、会社で急に新明丹というものが出てきた。
光明丹と違って油で練る必要がないということで、初めて気がつきました。
いつの間に交換してたんだろう・・・。
大きな缶で買っていたためか、使い切ってから切り替わったのでしょう。
新明丹は平成18年3月に発売されてますからから結構、時間が経ってました・・・。
ギヤの歯の噛合せ試験や、摺り合わせ勘合、定盤の平面出しなど、幅広く使われています。
皆さんの会社で古い 光明丹を使っておられましたら、RoHS指令・PRTR 法に基づき、順次切り替えていくことをお勧めします。
光明丹(こうみょうたん)
鉛丹(えんたん)は、四酸化三鉛 (Pb3O4) を主成分とする赤色の無機顔料で、赤鉛(せきえん)、赤色酸化鉛(せきしょくさんかなまり)とも呼ばれるそうです。
鉛丹は鉛を含むため使用する際は鉛中毒の危険性に注意が必要です。
昔には、日本の平安時代の建築物の朱色の柱は鉛丹が主原料の塗料で塗装されていたこともあります。 現在も、艦船の船底の赤色の塗料の主成分は鉛丹であり、酸素を遮断して腐食を防ぎ、有害生物の付着を防止することを目的として使用しています。
(引用:Wikipedia)
新明丹(しんめいたん)
先の光明丹は鉛が含まれており、環境破壊や人体への影響が大きいとして鉛レスの光明丹をナカタニというメーカーさんが作られました。 光明丹でのデメリットを何点か解消しつつも、鉛フリーな環境保全・人体影響の低減に努めた商品です。
● 特長
○ 環境対応品(RoHS指令・PRTR法)で安全性が高い。
○ 従来の光明丹(鉛丹)と比べて、塗布面積が5倍以上になる。
○ 塗布被膜が薄く均一で正確な当り検査ができます。
○ 油とねり合わせる手間が不要で、そのまま使用できる。
○ 皮膚や衣服に付着しても簡単な洗浄で落とせる。
酸化亜鉛 | ZnO | 40% |
石油系炭化水素 | — | 35% |
ステアリン酸アルミニウム | C18H37AlO4 | 10% |
不溶性ジスアゾオレンジ | C34H32N6O6 | 8% |
ポリオキシエチレンポリオキシ | C4H100 (C3H6OC2H4O)x |
7% |
プロピレンモノブチルエーテル |
(引用:ナカタニ)