Fusion360 個人用/趣味用 非商用目的の個人無償ライセンス更新
こんにちは! ゴン太です。
もう毎日、Autodesk Fusion360を使用していますが私の場合は非商用の個人無償ライセンスを使用しています。
AutodeskのFusion360の個人用Fusion360の定義は2021年4月13日現在は下記を満たした場合のみ使用できるとされています。
個人用 Fusion 360 は、非商用の許可された用途に限り、1 年間無償でご利用いただけます。Fusion 360 の使用による年間収益が 1,000 米ドル未満で、非商用目的で個人的にデザイン/設計/製造/ファブリケーション プロジェクトを行う場合に限り、個人用 Fusion 360 をご利用いただけます。
この個人用のFusion360は1年間使用できるので、1年経過したらどうなるのか皆さん心配になる方もおられるのではないでしょうか・・・。
そんなみなさんに更新が実際に重なったので備忘録として記載します。
Fusion360 個人用無償ライセンスの更新がやってきた!
Fusion360の画面には更新が近づくと、下記の画像にある赤丸印に「更新期限まで残り何日」と表示されますが、実際に期限切れになるまで全く何も出来ません。
使用期限が来てしまったらFusion360を起動した際に、期限切れの表示がデカデカと出て更新を促されますが、表示には個人用の無償ライセンスについて記載されておらず知らない人は焦りを感じるかもしれません。
実際の表示には「Fusion360サービスの有効期限が切れました」と表示され、「Fusion360を引き続き使用する場合は今すぐサブスクリプションメンバーになってください。 学生及び教員は、資格の確認後、オートデスクの製品およびサービスを1年間無償で利用できます。」とあくまで有償のメンバーになれと書かれています。
選択できるボタンも「教育目的のFusion360」と「今すぐサブスクリプションメンバーになる」しかありませんので、まいったな・・・ 有償かよ・・ と思ってしまうと思いますが実は焦る必要もありません。
個人無償ライセンスで更新を行う。
あせらず、ここは「今すぐサブスクリプションメンバーになる」ボタンを押してください。
ボタンを押した後、ブラウザでサブスクライブ(購入)というWebページが表示されますが、この画面では下記の通り、バージョンはFusion360とFusion360 Team Participantと表示され、契約期間が1ヶ月7,700円や1年間61,600円または3年間166,100円と有償サブスクリプションメンバーにならないといけないような画面になってしまします。
ここも焦らず、画面右上の「無償体験版」のボタンを押して、この忌々しいサブスクオンリーな画面から無償体験版のWebページに移動します。
そうすると、下記のような画面が表示され、画面左下に「非商用目的」というボタンが表示されますので、そのボタンを押してください。
このとき、Webサイトにログインしていない場合は、Fusion360アカウントでログインしてください。
※ログインしなかった場合は手続きの途中でログインを要求されます。
非商用目的のボタンを押すと非商用目的のライセンス説明画面に移動しますが、気にせず画面下までスクロールしてください。
画面下まで来ると、Fusion360のダウンロードとインストールという表示がありますので、この「個人用Fusion360のダウンロード」を押してください。
このボタンを押すとFusion360がダウンロードされると思うかもしれませんが、実際にはダウンロードされずFusion360アカウントでWebサイトにログインしている状態なら、そのままライセンス更新となります。
ライセンス更新は見た目では分かりづらいですが、このダウンロード=更新を行うことでFusion360の更新期限表示は消えて、個人無償ライセンスを継続することが出来ます。
もちろん、今まで制作したモデルデータや3DCAD/CAMデータは引き続き残っているのでご安心ください。
「うわっ!有償だ!」ってなってしまうとは思いますが、ここは慌てずに上記の手順でやってみてください。
2021年4月以降でも個人使用用途での無償ライセンスはルール改正されるまで、同じ手順となると思います。
仮に、表示が変わったりしても個人用途での継続認証ができるはずなので手順が変わっていたとしても焦らず探してみてください!
お役に立てれば光栄です。。
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