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マイホーム設計にありがちな窓は多いほど損をする!というお話

この記事は約11分で読めます。

人生の中でマイホームを建築する機会というのは、ほとんどの人が一生涯に1度のようです。 お金持ちの方は何度か経験する人もおられるようですが、そんな人はまれなんですよね。
そもそもマイホームの設計時点で、「あそこはこうしたい」とか、「キッチンはこうあるべきだ」なんて感じで、様々な要望を設計士やハウスメーカーにお願いすると思います。
マイホームを自分の「理想」に沿うような形に仕上げたいと思うのは、当たり前のことですが情報不足だと痛い目にあうこともあります。

私のマイホーム設計で最大の失敗をした窓の話を記事にしてみたいと思います。
これからマイホーム設計を行う人や、一軒家を建てたいと思っている人の参考になればと思います。
ここで書いていることはあくまで参考ではありますが、調べてみる機会があっても良いのではないでしょうか

▼明るい部屋にしたいから始まる「窓」とは。

マイホームを建てる際に、ほとんどの人がすべての部屋に窓を設けることを当たり前のように考えているそうです。 わたしのお世話になった大手のハウスメーカーの1級建築士と建築後に話をする機会がありましたが、ほとんどの人が部屋ごとに必ず大きな窓をつける指示が多いそうです。
この各部屋に「窓をつけてほしい」という要望の理由は「明るい部屋」をなぜか理想像として考えるようで、あまりそれ以外の思いはないようですが、なかなか窓のデメリットを説明しても大きい窓を取り付けることにかたくなになるようです。
はっきり言えば、その建築士曰く窓は「厄介なもの」としか考えておらず、建築依頼者の思いとは正反対の結果のようです。
では、どんなデメリットがあるのでしょうか。

▼窓の大きさが大きいほど部屋の温度は左右される

マイホームの建設となると、あれもこれも自分の理想に近い、わくわくするような家を作りたいということでいろんなことをお願いするのですが、この窓はよく考えないとデメリットがあります。
その中でも窓の大きさが大きいほど、夏は紫外線が入り部屋の温度が急上昇しますし、冬はガラス面が冷たくなり部屋の温度を急激に低下します。
窓が大きければ大きいほど、この室温に影響するファクターが増えてきますが、いざ家を建てる際には「部屋の明るさ」にこだわったり「換気」にこだわると、向こう30年間はエアコン消費電力とヒーターの消費電力を増やすことにつながることを入居してから気が付く方が多いようです。
最近では異常気象で非常に暑い期間が増えてきており、窓から熱線や温度上昇がさらに苛酷になってくる時代になっているにもかかわらず「窓を大きくしたい」という考えは逆行しているとも言えます。
窓は換気さえできればよいのですから、大きな窓は必要ないことに気が付くだけで電気代を節約できますよ。

▼窓があると災害時に影響があるという事実

明るい部屋に住みたい・・ 理想と現実はそう簡単なものではありません。 理想だけを射かけると建築後30年は住むことになりますし、あとから窓を取り外すなんてことはできなくなります。
家の設計段階でよく考える必要がありますが、災害についても少し考えてみたいと思います。
各部屋に窓がある場合、台風や竜巻などの自然災害が発生した場合に窓が割れることがあります。 突風で割れることもありますが物が飛んできてガラスが割れたり、立て掛けていたものが倒れて窓ガラスが割れることもあります。
1階は防犯の意味もあって外シャッター付きの窓ガラスの構成がほとんどですが、予算が少ない場合や指示がない場合は2階の窓に外シャッターはついていないことも多いようです。
4LDKの家に各部屋窓を1か所ないし2か所とした場合、その数だけ災害時に割れたり破損するリスクが増えることにつながります。
また、ガラス面が大きいガラスなどは破損しやすく、ガラスの交換費用は数十万することもありますから安易に窓を増やす結果、リスクが大きくなることも頭に入れておいたほうが良いと思います。

▼熱衝撃による窓ガラスの割れが発生する

最近の窓ガラスは単層ガラスはほとんど使われておらず複層ガラス(ペアガラスや3層ガラス)を使用していることがほとんどだと思います。 この複層ガラスは中に窒素やアルゴンなどを封入し熱伝導率を下げ部屋の温度の変化量を改善する働きをしたものです。
窓ガラスの全面に直射日光が当たっている場合は温度ムラが発生しにくいため、全体的に温度差が少ないですが、一部だけ日陰になっている場合など温度ムラがある場合は自然にガラスが割れることがあります。
熱衝撃によるガラスの割れですが、実際に何もしていないのに割れたという事象は少なからずあります。 また、夏に窓からの熱が熱いからと言って窓にフィルムを張る人がいますが、これも表のガラスと内側のガラスの温度差が発生し、フレームや部品の反りなどからガラスが割れる場合があります。
大きな窓を取り付けた場合は結局、夏は暑いからフィルムを張りたくなるためAmazonのフィルムが売れたり100円均一ので売っている断熱用プチプチシートを買って取り付けるといった、窓があるからこそ行う行為が無駄になります。
ようは、窓の数が多いほど遮熱性が悪く、場合によっては熱衝撃でガラスが割れるといったリスクも一緒について回るので、窓を減らす努力が必要です。

▼窓ガラスが多い家は防犯に弱い

窓ガラスは窃盗や空き巣の犯人からすると入りやすい絶好のアイテムです。 例えば、マイホームが周りの住宅から少し離れている場合は窓を物理的損傷を与えて空き巣に入られてしまいます。 窓ガラスをアブリと呼ばれるバーナーで焼いてたたくことでいとも簡単にガラスを砕いてクレセントを外し、侵入してきます。 周囲に音が悟られない環境であればガムテープとハンマーでたたき割るといった行為につながります。
こういった窓が多い家というのは防犯の観点からみても、デメリットが多いことを理解しておきましょう。 また、そのような被害にあった場合、窓ガラスの修理には数万から数十万の出費につながります。
一度空き巣に入られた家は、また狙われ繰り返される傾向があるため、そのたびに修理することを考えれば、最初から窓を減らした家づくりが良いのかもしれません。

▼窓は非常に金食い虫なのを知っていますか?

マイホームを建てる時に窓を必ずつけると思いますが、窓はかなりの金食い虫ということをご存じでしょうか。窓を設置するということは壁材や内部構造を窓枠がつけれるように準備するため、普通の壁を作るより時間がかかります。
さらに窓の大きさや種類によって数万から数十万となります。 窓を設置する場合、雨戸やシャッターを取り付けることも多く、この費用も数万から数十万となり、建設費用が窓の分だけ工数と材料費が消費されます。
昔と違い、今の気象環境で考えた場合、春夏秋冬の春と秋がほとんどなくなり、冬も暖冬傾向にあります。 ようは暑い夏や暖かい空気などが多くなるため窓を少なくし、遮熱性を高め解放部を少なくすることにより冷房効果を上げて電気料金のコストダウンにつなげることができるということです。
窓も面積が大きいものほど破損率も高く、遮熱性が悪く、解放部が多いので部屋の温度は窓に左右されることを覚えておいてください。

▼ハウスメーカーや建築会社は窓が多いお客を大切にする。

建築会社やハウスメーカーにマイホームの建築をお願いすることになると思いますが、お客さんの希望で窓を多くつけたいというお客さんは大歓迎で大切にされます。
その理由として、ピンハネできる要素が増え、窓を作るための部材や資材、窓の単価が高いことから作業工賃が増え、工数が増えた分だけ抜き取る利益が増えるからです。
本当にお客のことを考えているハウスメーカーや工務店の場合は、窓を増やす依頼があると、前述のデメリットをお客に伝え、コストダウンとメリット性を訴えてくるはずです。
窓を喜んで増やしますというハウスメーカーだった場合は、他のメーカーに変更したほうがよいでしょう。

▼リビングに大きな掃き出し窓をつけると面倒なことが多い

私のマイホーム建築で失敗した経験を書いてみたいと思います・・・。
リビングの設計で南側の壁を1間半サイズの掃き出し窓(高さが高く、床面と同じ高さまで窓があるもの)をお願いし、実際に施工してもらいました。
リビングからそのままウッドデッキテラスに出られることと、大きな窓で開放感があり明るいリビングになると思って選択したのですが、結局は次のような問題が発生し、無駄なお金を使ったことに後悔しています。

  • 南側に1間半の大きな窓をつけたため、遮熱性が悪くなり夏になるとエアコンがフル稼働となってしまい年間電力消費量がかなりある。
  • エアコンのフル稼働期間が長いためにエアコンの買い替え更新が通常より早いスパンでやってくる。
  • 壁一面が窓であるため、リビングの半面は物が置けない状態となり、テレビの配置や収納家具の置き場に選択の余地がなくなる。
  • 窓が重く、窓の開け閉めに力が必要で苦労する。(高齢者の両親は開け閉めできない・・)
  • 外雨戸シャッターが窓の分だけ大きく、開け閉めが非常に重く苦労する。
  • シャッターと窓の購入設置費用が50万近くかかっており、将来破損修理する場合、同じ金額が発生する確率が高い。
  • ・デメリットが多いので窓をやめることができない(あとから壁に作り直すにはかなりの金額と時間がかかるので容易ではない)
  • ・空き巣にガラスを割られ、遮熱断熱効果の高いペアガラスガス封入タイプの1面を交換し30万円かかった。
  • 台風など雨風が強い場合、窓の面積が大きいためシャッターを閉めてもシャッター中央部が風で動きバタバタと暴れて大きな音とシャッターが揺れるたびに窓フレームがきしむ。

ようは、取り付けるのは支持すれば簡単ですが、その後に後悔してもその環境で済み続けないといけないので、設計段階で「明るい部屋理想」とモデルハウスのような構造を求めるのはやめたほうが良いということかもしれません。

▼結局のところ、どんな窓を選べばよいのか?

ここまで書くと、もう窓が一切ない家がいんじゃね?って思うと思いますが、あながち間違ってはいないかもしれません。
異常気象によってこれだけ夏が暑く、平均気温がこれからも上昇すると言われている時代に、室温を上げる最大の要素が窓であって、その面積が大きいほど熱の影響を受けるのですから、小さな窓で換気ができればよいので割り切って考えればよいかもしれません。窓がないと圧迫感を感じる方もおられるかもしれませんが、意外と慣れてしまえば何ともないと思います。

さて、どんな窓を取り入れればよいのか?という話になりますが、例えば縦に細長いすべり出し窓などを使わず、引き違いの窓を取り付け、外シャッターを必ず取り付けることで、日よけ対策にも利用できます。
また、高窓や横長窓を利用するのも良いかもしれません。窓の開閉はワイヤー式のものもありますし、窓の面積が通常の窓と比べると非常に狭いので、部屋の断熱効果があります。

高窓や横長窓を調べると、明るすぎるとか失敗したなどの声もありますが、機能性を考えた設計なのか、マイホームのデザイン重視で取り付けたのかの違いがそこにはあると思います。
横長窓でも引き違いで網戸もあるものもありますので、空気の入れ替えにも適しています。
部屋の1か所を高窓(横長の引き戸)とし、反対側の壁には下窓(横長の引き戸)とすることで、部屋の空気の流れが上から下、または下から上に流れやすく、短時間で空気の入れ替えができます。

最近では国が先進リノベーション補助金などをだして、普通の窓に断熱性の高い室内側にインプラスという窓を設置工事をして断熱性を高め電気代を抑える活動をしています。
ということは、普通の窓をいれて部屋の中が暑く、エアコンをかけてもなかなか冷えないので断熱効果を狙って窓の内側にさらに窓をつける工事を推奨していることになります。 結果的には大きな窓をお金をかけて設置し、さらに内窓を追加して2重の材料費・工事費を支払うことになっています。
だったら最初っから、窓を少なくして必要最低限の窓にするほうが、将来にわたって発生する無駄な対策費や工事費、エアコンの電気代などを抑えることができるのではないでしょうか。

そのほかとして、間違っても「はめ殺し窓」は回避したほうが良いかもしれません。理由として「はめ殺し窓」は固定された窓であり、外シャッターは商品として設定されていないため、窓からの遮熱効果はありません。 ペアガラスでの断熱効果はありますが、内側からロールカーテンなどを結局は取り付けることになり、そのロールカーテンの温度上昇も部屋の中で対流することになります。 あかり取り目的や建築デザイン要素が高い窓といえますが、廊下や吹き抜け構造の場合、熱せられた空気が上昇し2階全体が蒸し暑くなる要素となります。

高窓のすべり出し窓などを利用するとよい。
はめ殺し窓はデザイン性は良いが結局は熱線・熱気が・・

▼窓をなくすと防犯に繋がる

窓をなくすことに抵抗がある人が多いともいます。 年配の方だと外が見えないので何かと不安と思う人もいると思いますが、窓をなくし壁にして防犯対策も含めた考え方をするとよいでしょう。 防犯カメラを窃盗犯や空き巣の手の届く範囲に設置するのではなく、手が届かない1階以上の場所に家の外周4方向(全周になります)を録画機能ユニットを設置し常時監視をするとよいでしょう。
窓1個分の工費や材料費を考えると、防犯カメラと録画機能ユニットは買えます。
我が家では、2階から4方向と1階玄関前が移る防犯カメラを設置し、5か所をカバーしています。
録画ユニットに常時録画しており、約2か月のデータを保持しています。
また、録画ユニットのHDMI出力を利用し、HDMIワイヤレス送受信アダプタを使ってリビングのテレビや2階のパソコンモニタでいつでも切り替えて5つの画面を表示できるようにしています。
これからの時代、少子化対策として海外移住者を積極的に受け入れる時代になってきました。 残念なことにすでに問題になっているように、海外から来る移住者は日本国内の法律を守らず、自国の考え方を日本に持ち込み行動します。
今後は人通りが少ない道路に面した家や、地方の家など、今まで静かに暮らしてきた場所で「出稼ぎ」窃盗や空き巣狙い、最悪の場合は監禁・傷害・殺人が増えると思われます。
これから家を建てるのであれば、「マイホーム理想像」より「防犯と自然災害」を考えた家づくりが大切なのではないでしょうか。
また、ハウスメーカーや建築設計会社のかたは、今迄のような都合のいい売込みではなく、お客様が安心して暮らせる提案をするべきだと思います。 多くの会社の営業の方々の話を家を建てるときに聞きましたが、その中身は売り上げを上げることと、不必要なものまであたかも必要であるかのような説明をし、ピンハネ利益を確保しようとしていることが見て取れます。
そんな営業では、その時は良いですが悪評が広まり、GoogleMapに評判書き込みされたりして売り上げが将来低下する結果を招きます。
そんな営業はやめて、耐震性・自然災害対策・防犯対策を積極的に取り入れた提案のほうが、良いのではないでしょうか。


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