Asus Rog Ally 次世代ポータブルWindows11搭載!! 携帯型ゲーミングPC!
こんにちは! ゴンタです。
ASUS ROG ALLY AMD Ryzen Z1 Extreme 512GBのモデルをゴンタ目線でレビュー紹介しています。
巷ではいろんな会社からポータブルゲーム機が販売されていますが、Asusが本気を出したWindows11搭載タッチ画面次世代ポータブルゲーミング携帯型パソコンゲーム機これでもか!と言いたいハイスペックなマシンが販売され、かなりの賑わいになりました。 販売されてからしばらく経ちますが、ゴンタ目線で製品の仕様など商品レビューをしてみたいと思います。
発売前の予約購入をAsus Storeから行い購入しました!
ASUS ROG ALLYには2つのモデルが存在しており、初期販売(発売日:2023年6月14日)したのはALLYの中でも性能が良い「AMD Ryzen Z1 Extreme」で型番がRC71L-Z151です。
後発モデルとしては発売日:2023年9月21日の「AMD Ryzen Z1」で型番がRC71L-Z1E512のもので、先行販売モデルと比較するとCPUプロセッサーの仕様が異なっており、CPU処理速度が遅い廉価版となっています。
ゴンタがAsus Storeから予約購入したモデルは上位モデルになる「AMD Ryzen Z1 Extreme」が搭載されたRC71L-Z151です。 7インチの120Hz FHD 1080pの液晶画面にはタッチパネルセンサーが搭載されており、ゲーム操作中であってもタッチパネルからの操作も可能になっています。 また、16GBのRAMを搭載しているため、OSがWindows11ベースでEpic・Xbox・Steam・UBIなど各ゲームプラットフォームをマルチに動かせ、メモリ不足によるゲームの動作に支障が出ない高容量16GBとなっています。
本体にはM.2 2230 512GBが搭載されており、M.2 MvMe 2230サイズのSSDであれば高容量モデルに簡単に換装(乗せ換え・交換)することが可能となっています。 もともとのSSDはM.2 2230 PCI Express 4.0 x4 NVMeタイプのMicron 2400 SSDが搭載されており512GBですが、流石に現在のゲーム容量からすると、ゲームソフトは数本しか保存できませんので、512GBでは少し物足りなくなると思います。
本体にはMicroSDカードを搭載しており、ゴンタが所有する512GB SSDなどを使用してみましたが流石に、MicroSDに保存されたゲームを起動するには処理速度と転送速度の問題で使用に耐えるものではないため、セーブデータの移行やちょっとしたデータの受け渡し程度だと思ったほうが良いかもしれません。
ゴンタはM.2 2230サイズから格安廉価のCrucial P2 CT1000P2SSD8 NVMe/PCIe Gen3 x4 シーケンシャル読み取り:2,400MB/s 、シーケンシャル書き込み:1,800MB/s フルサイズのM.2 2280の1TBに乗せ換え使用しています。
M.2 2280への換装(載せ換え・交換)については別の記事で紹介していますので参考にしてみてください。
Asus Storeから購入した理由としては販売日1日前に手に入れれることと、即時商品レビューを掲載することで、別売りのAsus ROG ALLY専用のトラベルケース(SKU : ROG_ALLY_CASE UPC : 195553995580) 3,980円相当のプレゼントがあったためで、レビュー後の一か月後に別送で送られてきました。 さすがに専用のトラベルケースだけのもであり、ジッパーチャックの部分にはREPUBLIC OF GAMESの文字と表面にはオーロラプリントされたROGデザインが施されており、安っぽいAliExpressで販売されているような専用ケースではないところがASUSが力を入れているパワーを感じます。
Asus ROG ALLY 上位モデルと下位モデルの比較表
最初に先行販売された上位機種「AMD Ryzen Z1 Extreme」と、先日販売が開始された「AMD Ryzen Z1」のモデル比較表を下記に記載してみます。 モデルの違いはCPUとGPUの違い以外は差はありませんが、2万円の金額差でAMD Ryzen Z1 ExtremeのRadeon Graphics 最大8.6TFlops FP32はゲーマーであれば迷わず上位機種を選ぶとよいと思う。 下位モデルに関してはCPUとGPUの処理速度が遅いため、ゲームによっては負荷がかかることでバッテリー消費が上がる可能性もあり、バッテリーの差については下位モデルを所有していないので確実なことは言えないが、サクサク動くか負荷がかかるかの差を考えると、やはり上位モデルのほうが負荷がかかりにくいぶんだけ、バッテリーも持ちが良い可能性があると思う。
ASUS ROG ALLY スペック比較表 (ゴンタ調べ) |
||
型番 | RC71L-Z1E512 | RC71L-Z1512 |
販売開始日 | 2023年6月14日 | 2023年9月21日 |
販売価格 | 10万9,800円 | 8万9,800円 |
CPU |
Ryzen Z1 Extreme |
Ryzen Z1 6コア12スレッド 3.2/4.9GHz 16MBキャッシュ Zen 4アーキテクチャ |
GPU | AMD Radeon™ グラフィックス 最大8.6TFLOPS FP32 |
AMD Radeon™ グラフィックス 最大2.8TFLOPS FP32 |
液晶パネル |
7.0型ワイドTFTカラー液晶
1,920×1,080ドットグレア
リフレッシュレート:120Hz 7ms
Gorilla Glass Victus 10点マルチタッチ・タッチスクリーン (静電容量方式ペン非対応) |
7.0型ワイドTFTカラー液晶
1,920×1,080ドッグレア
リフレッシュレート:120Hz 7ms
Gorilla Glass Victus 10点マルチタッチ・タッチスクリーン (静電容量方式/ペン非対応) |
メインメモリ | 16GB LPDDR5-6400 オンボード交換不可 |
16GB LPDDR5-6400 |
SSD | SSD 512GB M.2 2230 MvMe PCI Express 4.0 x4接続 換装(乗せ換え・交換)可能 |
SSD 512GB M.2 2230 MvMe PCI Express 4.0 x4接続 換装(乗せ換え・交換)可能 |
ワイヤレス通信 | Wi-Fi 6E(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.1 | |
インターフェイス | ROG XG Mobile×1 USB 3.2 Gen2 Type-C データ転送/映像出力/本体へPD給電 1か所 MicroSDXCメモリーカードスロット(UHS-II) 3.5mm音声コンポジットジャック |
|
サウンド | ステレオスピーカー(1W 左右1か所) Dolby Atmos対応、ハイレゾ対応(イヤフォン利用時) アレイマイク |
|
ACアダプター | Type-C/65W ACアダプター (20V/3.25A) | |
バッテリ/容量 | リチウムポリマーバッテリー4セル/40Wh JEITA2.0:約10.2時間 高画質高負荷ゲーム:約2時間程度 クラウドゲーム約6時間程度 動画再生:約6時間程度(ゴンタ実働した時間) |
|
バッテリ充電時間 | Max100%まで1時間30分(65w純正充電アダプタ) Max80%(バッテリ負荷低減モード)まで1時間10分 (ゴンタ実測) |
|
サイズ/重量 | 約280mm x 112mm × 35mm 約608g | |
セキュリティ | 指紋認証センサー一体型電源ボタン | |
コントローラ | ソフトウェアによる自由設定 XBOX仕様 |
ガッツリゲームは厳しいが、ミドルレベルならお出かけ仕様!
携帯型ゲームPCとしては、かなりのハイスペックなモデルでありゲームを選ばない仕様のように思うが、ガッツリ系のゲームにはなかなか厳しく、付属のカスタマイズ機能を利用して表示画面サイズを落としたり、フレームレートを60Hzに変更したりしなければ動作が厳しいものも存在する。
CPU的にも高負荷なゲームを動かしてもバッテリー消費が激しくなるだけなので、携帯型ゲーム機としてはミドルタイプのゲームがMAX値であり、高負荷なゲームはよりハイスペックなディスクトップPCで遊ぶのが妥当だと思う。
ただ、外に出てゲームができるのか?といった「おでかけ」需要を満たせるのか?時になる人も多いと思うが、ゴンタはWiMAX5GのWiFiルーターを契約しており、Galaxy 5G mobile Wi-FiでAsus ROG ALLYを使用しています。 DIABROイモータルなどのMMOアクションRPGでも難なく動作しており、家から持ち出して利用することも問題ないが、やはりバッテリーの消費とプレイ時間を考えると動作スペックを付属のソフトウェアを使ってローレベルにする必要があるのは致し方ないと感じます。
アナログスティックの入力レベルは最高
左右のアナログスティックは入力レベルをコントロールできるため、ガシガシFPSなどで酷使する人にはこのレベル調整がかなり有効になってくるのではないかとおもう。 スティックを倒しすぎて強い力で削ってしまうようなハードな使い方をする人は、物理的にクッションとなるゴムリングや輪ゴムをステックに巻き付けておくとドリフト防止になるので、ぜひやってみて欲しい。
左右のトリガーコントロールも入力コントロールができる
ゴンタは手が大きいため、左右のトリガーの押し込み具合はASUS ROG ALLYでは簡単に軽く押し込みができているので気にはならなかったが、家族が使用した際に手が小さい女性などの場合は左右のトリガーの押し込みにパワーを使ってしまうらしい。 その際、押し込みが十分にできないために反応しないまたは、十分に押し込まれた状態を維持するのが難しいが、ASUSはその部分にも気を使っていて、ソフトウェアによる入力レベルをコントロールできるようになっている。
子のトリガー入力の調整は人によっては非常に大切な物であり、この先ほどのアナログスティックの設定も含めて、このゲーム機を選ぶ一つの指標にもなると思われる。
こういった部分にも細かな設定ができるのは非常にうれしい機能です。
ボタンや入力トリガーをゲームごとに設定できるGame Library
Game Libraaryは先にも挙げた通り、インストールしたゲームやゲームプラットフォームの管理をするソフトウェアですが、設定画面にはトリガーやスティック設定などゲームごとにカスタマイズできる機能が搭載されています。 様々なゲームに対応させるためにより細かな設定をユーザーが利用できるのは非常にうれしい設定機能であり、この設定があるからこそ、さまざまなゲームプラットフォームのゲームを楽しむことができると思う。 海外製の中華ゲーム機でも似たものがあるが、実際にゲームをしていると設定したトリガーの動きが変わってしまったり、コントロール自体に支障が出てしまうことも多いが、このあたりは流石、ASUSといった感じで作り込みされたソフトウェアだと感じるものがあります。
ASUS ROG ALLYは現時点で最高レベルだと思う。
結局のところ、ゴンタは販売当日からこの記事を執筆する2023年9月23日までレビュー記事を書いていませんでしたが、それは実際に使い倒してみて感じるものをレビューしたかったというものあり、今頃になってレビュー記事を書いている。 現時点ではCPUやGPUスペックは最上位に位置しており、他メーカーも刺激を受けて新しいモデルをどんどん販売している状況でもある現状、ゴンタは選ぶべきは今もASUS ROG ALLYだと感じます。 できれば「AMD Ryzen Z1 Extreme」型番がRC71L-Z151を選ぶのが一番コスパが良いので、購入するかどうかで迷っている人におススメしたいゲーム機です。
AYANEO GEEK、AYANEO 2021、ONEXPLAYER mini Pro、Steam Deck、Logitech G Cloud Handheld Portableなどと比べれば、それぞれの長所短所があると思うが、ASUS ROG ALLYには統合的なポイントが高く安定しているので、購入検討の中に入れて欲しい携帯ハンドヘルドPCだと思います。
LenovoからLegion GoというRyzen Z1 Extreme搭載の8.8インチ画面搭載携帯ゲーム機も販売がなされる記事も出てきていますが、他社後継機にもライバル機としてまだまだイケるゲーム機だと思う。
Xbox Games Pass Ultimateの3か月間無料使用権
もしAsus ROG ALLYを購入したらXbox Games Pass Ultimateの3か月間無料使用権には注意をしたほうがよいかもしれない。 Microsoftアカウントを初期セットアップの際に設定した場合でXBOXのゲームパス3か月をスキップした場合、3か月後には権利がなくなってしまう。 ゴンタは初期登録時にスキップして9月20日にStarFildというゲームが爆発的人気になりXbox Games Passで利用できることを知って3か月間試用するつもりでしたが、どうやっても3か月無料使用権を行使することができなかったので、権利がなくなると書いています。(行使できるやり方があるかもしれないが、今のところ不明で実費支払い)もし、Xbox Games Pass Ultimateに興味があるのであれば、セットアップ時にXbox Games Pass Ultimateの3か月間無料使用権を利用して3か月間、ゲームを楽しむとよいと思います。
[amazon asin=”B0C5MF29RH” kw=”Asus rog ally”]
[amazon asin=”B0BS9DJCDX” kw=”ドッキングステーション”]