ベニヤ板で自分オリジナルの棚を作る!
こんにちは! ゴンタです。
ここ最近、Youtubeの撮影機材や照明とか増えてきて机の横がカオスな状態になってきたため、ものを立体的に置けるように棚を作ろうと思い、その過程や材料費・製作時間などを記事と動画にしてみました。
既製品のカラーBOXや棚などは金額もさることながら、自分が欲しい寸法の品物や形状のものがほとんどなく、ニーズに合った品物を探し出すため、ショッピングサイトをかなりの時間をかけて探しますよね! 結局、ほとんどの場合は自分が欲しい形状や寸法のものはなく、既製品の”よくある寸法”でごまかしてしまうのではないでしょうか?
今回、金額を安く簡単に作成するためにラワン材(ベニヤ板)を使った棚製作をご紹介します。
材料費でウェイトを占める”板”の選定。
ホームセンターの木材コーナーに足を運んだ方はご存じだと思いますが、棚にするための木材選定の中で、木材板の金額が材料費の中で一番高いことをご存じではないでしょうか。 見栄えを考えたり棚のコーナー部分に丸みをつけたりしたいと誰でもおもうと思いますが、その利用の要望を満たした板は加工材と呼ばれ、付加価値を与えた化粧板であったり材料が合板ではなく天然素材の1枚板とかで机のような素材や形状のためにものすごく高価なものになってしまいます。
よくあるパイン材の板材でもコーナー加工されていたりすると900x400程度で3000円とかフツーに売られています。
そういう加工材や化粧板をあこがれると思いますが、そのような素材で棚を作成した場合、既製品の棚や机より大幅にコストが上がり到底、自作するのをあきらめてしまうと思います。
そういうわけで、見た目やデザインより”如何に安価で自分が欲しい形状の棚を作る”といった目的に絞った場合は板の形状にコーナーRが付いた丸みのあるデザインなどあきらめ、安い材料で製作することを主目的にします。
棚の強度を保ちながら材料の重さを軽くすることを念頭に材料を絞ると、一番安価なのはラワン材のベニヤ板ではないでしょうか。 ベニヤ板は合板と呼ばれ木材の木目を縦横に貼り合わせた板で、塗れたり湿気を帯びたり、表面を引っかいたりすると剥がれるといった欠点がある板です。 しかし、ベニヤ板は木材の張り合わせのため軽くて大きな1枚サイズ(1820x910x12mm)でよく販売されており1枚当たり1000円~1680円程度でホームセンターで販売されています。
ラワン材(ベニヤ板)をあえて棚板として使用する。
ラワン材の通称ベニヤ板は安価なのは先ほど触れましたが、厚みが12㎜や9㎜がありますが、厚みのわりに強度があるために材料にこだわらなければ安価な強度のある板であるため、あえて棚板として使用するといいかもしれません。 棚の設置場所が屋外や湿気のある場所(風呂場や洗面所・キッチン回り)の場合は、板が塗れたり湿気を帯びると板の表面がササクテれ板がはがれてきますが、それ以外の場所ではしっかりした板だと思います。
この安価なベニヤ板をあえて棚板とすることで材料のカット料金や材料サイズの確保に有利になってきます。
ベニヤの販売サイズが1820x910x9mmや12mmであるため、棚の材料を1枚板から複数準備することができるので材旅費を浮かすことができます。 板の表面が気になるのであれば100円ショップなどで売られているデコレーションフィルムで完成した棚をラッピングするとよいでしょう。
ホームセンターでカットしてもらおう!
棚の寸法割などをスケッチしたあと、部品となる板サイズを1820x910mmサイズからどのように並べてカットするとよいのか予めスケッチしておくとホームセンターで板をカットする時間やカット依頼に時間がかからずスムーズに進みます。
私が良くいく郊外の大きなホームセンターでは木材直線切り1カット50円ですが、板数枚を同じ寸法にカットする場合は通常枚数分だけカットになりますが、切断機に挟めるだけ板を挟んで1回でカットできる場合は1カット料金としてくれます。カットする寸法などもカットパス寸法を考えた設計をすると加工賃が安くなります。
ホームセンターにある直線切りの切断機はNC加工機のように寸法を数値制御で割り出しできる機械を置いているところを選んだほうが良いです。 指定した寸法から切断用刃厚を引いた数値で正確に寸法管理してくれるため、複数の板をカットしてもらっても寸法誤差が非常に少ないカットをしてくれるのでお勧めです。
板をカットしてもらったらあとは金具を購入して組み立てるだけです。
木ネジ・コーナー金具やT型金具を購入する。
同じホームセンター内に木ネジやコーナー金具を販売しているエリアがありますので、そこで金具選定を行います。
今回、ゴンタが採用したラワン合板のベニヤ板の厚みは12㎜でしたので、コーナー金具の幅寸法は12㎜の金具を使用しました。 コーナー金具やネジにはステンレス鋼のものやドブ付けメッキがされた安価なものが販売されています。
ドブ付けメッキされたものはステンレス材のような美しい表面ではないので、ついついステンレス鋼を選んでしまうかと思いますが通常、強度が欲しい場合や錆が発生しやすい場所にはステンレス材を選択しますが、棚などは一番安価な金具で問題ありません。 あえてステンレス鋼を高い値段で購入しても高いだけで意味がないので材料選定は注意しましょう。
棚の取り付け方法などを考えてL型金具にするかL型金具か、はたまた強度を上げるため両方を選択するかなど、取り付け方法と強度を考え、金具が何個必要なのかスケッチ段階で割り出しておくとよいかもしれません。
先ほどの金具と同じように木ネジもステンレスと一般とありますので、安い一般で問題ありません。 選定した金具には推奨ネジ寸法を記載されたラベルが張っていることが多いため、ネジサイズは金具の穴に合ったものを選択する必要があるので注意しましょう!
木ネジはタッピングビスなどいろんな種類があり、長さが複数あります。 今回12㎜厚の板材ですので長さ10㎜の木目ネジを購入しました。 ネジ長さは長いと突き出たり板割れにもつながるので適切なものを選ぶとよいでしょう。
実際にオリジナルの棚を作成してる動画はこちら
実際にかかった値段や時間など、動画の中で紹介していますのでこちらをご覧ください。
実際に作るのはどうもできそうにないと思ってる方もご覧いただけると木材カットさえできれば簡単に組み立てていることを確認できると思います。
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