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[製造業] 光明丹と新明丹の違いって?

この記事は約4分で読めます。

[製造業] 光明丹と新明丹の違いって?

お仕事で使っているのですが、環境保全の一環として新しい商品に切り替わっているので
ちょっと、そのことについて、記事にしたいと思います。

unnamed以前までは、​光明丹を使っていたのですが、会社で急に新明丹というものが出てきた。
​ 光明丹と違って油で練る必要がないということで、初めて気がつきました。
いつの間に交換してたんだろう・・・。
大きな缶で買っていたためか、使い切ってから切り替わったのでしょう。
新明丹は平成18年3月に発売されてますからから結構、時間が経ってました・・・。

​ ギヤの歯の噛合せ試験や、摺り合わせ勘合、定盤の平面出しなど、幅広く使われています。
皆さんの会社で古い ​​​光明丹​を使っておられましたら、​RoHS指令・PRTR ​法に基づき、順次切り替えていくことをお勧めします。​​​

​​光明丹(こうみょうたん)

鉛丹(えんたん)は、四酸化三鉛 (Pb3O4) を主成分とする赤色の無機顔料で、赤鉛(せきえん)、赤色酸化鉛(せきしょくさんかなまり)とも呼ばれるそうです。

鉛丹は鉛を含むため使用する際は鉛中毒の危険性に注意が必要です。
昔には、日本の平安時代の建築物の朱色の柱は鉛丹が主原料の塗料で塗装されていたこともあります。 現在も、艦船の船底の赤色の塗料の主成分は鉛丹であり、酸素を遮断して腐食を防ぎ、有害生物の付着を防止することを目的として使用しています。
(引用:Wikipedia)

もう少し細かく書くと・・・
光明丹の主成分は四酸化三鉛(Pb3O4)です。
化学名は四酸化三鉛で、黄みをおびた朱色をしています。

光明丹は、鉛丹(エンタン)とも呼ばれ、古くから日本画の絵の具や陶磁器の釉(うわぐすり)として使用されてきました。
光明丹には有機顔料タイプと無機顔料タイプがあります。鉛含有光明丹は、きわめて微粒子である上に、オレンジ色の無機顔料として光輝性を有し、展性もよいことから、重宝されています。しかし、含有する酸化鉛(Pb3O4)粉じんのもつ人体毒性(鉛中毒)は特に有害物質として危険視されています。
光明丹は有毒物質を含んでいるため、取扱いには十分に注意する必要があります。吸入した場合は、新鮮な空気の場所に移動し、鼻をかみ、うがいをしてください。防塵マスク着用、保護手袋着用、保護メガネ着用も必要です

光明丹は環境に悪く、洗浄に苦労する

製造業でなくてはならない光明丹ですが、光明丹は粘り気が多く心出しや接触の当たりだしに使用するとウェスで拭いても取り切れず、石油系洗浄剤や灯油などを利用して洗浄を行います。

この洗浄作業では石油系溶剤を使用するため、環境に悪く光明丹そのものも環境配慮に欠ける素材となってきました。 そのため新しい環境に配慮した光明丹に切り替わりつつあります。

新明丹(しんめいたん)

先の光明丹は鉛が含まれており、環境破壊や人体への影響が大きいとして鉛レスの光明丹をナカタニというメーカーさんが作られました。 光明丹でのデメリットを何点か解消しつつも、鉛フリーな環境保全・人体影響の低減に努めた商品です。

● 特長
○ 環境対応品(RoHS指令・PRTR法)で安全性が高い。
○ 従来の光明丹(鉛丹)と比べて、塗布面積が5倍以上になる。
○ 塗布被膜が薄く均一で正確な当り検査ができます。
○ 油とねり合わせる手間が不要で、そのまま使用できる。
○ 皮膚や衣服に付着しても簡単な洗浄で落とせる。

酸化亜鉛  ZnO 40%
石油系炭化水素 35%
ステアリン酸アルミニウム C18H37AlO4  10%
不溶性ジスアゾオレンジ C34H32N6O6 8%
ポリオキシエチレンポリオキシ C4H100
(C3H6OC2H4O)x
7%
プロピレンモノブチルエーテル

(引用:ナカタニ)

新明丹の主成分は、酸化亜鉛と石油系炭化水素です。新明丹は、従来の光明丹(鉛丹)と比べて塗布面積が5倍以上になり、鉛を使っていない人体に配慮した製品です。
環境対応品(RoHS指令・PRTR法)で安全性が高く、鉛を含まない型当たり検査剤です。
光明丹は鉛丹の別称で、古くから用いられた日本画の赤色顔料です。黄みをおびた朱色で、化学名称は四酸化三鉛です。有機顔料タイプと無機顔料タイプがあります。

環境に配慮した取り組みを・・

製造業にて様々な品物を製造するのですが、使用する溶剤や材料は環境に配慮したものに切り替えていく必要があります。 製造する製品自体の安全性はもちろん、製造工程における使用材料や添加剤、洗浄溶液など環境に配慮したものを使用していることを証明する必要も今後出てくることになります。

環境に配慮した素材や材料には、新たなコストが発生することがありますが、使用する従業員への安全性配慮にも関係する事にもなり、コストアップになったとしても新しいものに切り替える必要があります。

今回紹介した光明丹はその一例であり、多くの製造業は新しい新明丹に切り替える努力が必要になるでしょう。

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