ELUTENG USB増設PCI-Eカード(USB-A x6 / USB-C x2)
こんにちは!
猛暑でへばりかけているゴンタです・・。
世界中で猛暑や大雨などさまざまな地球環境の変化が見えてきている現在ですが、私利私欲のために今回はUSB増設カードを購入しました(;´∀`)
ゴンタが使用しているメインのディスクトップパソコンはLenovoのLEGION T750iを使用していますが、このマシンはハイスペックな割にUSB周りがお粗末でUSB-Cコネクタが背面に1ポートのみでThunderboltにも対応していないので、ただのデータ転送用USB-Cコネクタとなっています。
今回、HUIONのKamvas 12という液晶デジタルタブレット(通称:液タブ)を購入したのですが、ディスクトップPCのUSBコネクタに空きがなく増設できないため、本体にUSB増設カードを刺してUSB周りを改善しようというわけで、下記の商品を購入しましたので商品レビューを書くことにしました。
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AmazonでUSB増設カードを探す。
Lenovo Legion T750iに増設するUSB増設カードを選定を考える前に、USB-HUBで1ポートから多ポートにするHUBポートを検討しましたが、外部電源供給をする必要性がありACアダプタが増えることになるのと、HUBの場合複数のUSBを接続すると遅くなったり、動作が不安定になったり、USBを抜き差し直後にHUB丸ごとUSB切断されてしまうなどの問題があったため、PCI-E拡張カードのタイプを探すことにしました。
HUIONのKamvas 12液タブを接続するには電源供給ライン(USB-CやUSB TYPE-A)で給電し、USB-CでThunderbolt3で接続することができれば2本の線で済むので、Thunderbolt対応のPCI-Eカードを探したところ、下記の2種類が販売されていました。
ASUSTek 拡張カード ThunderboltEX 4 デュアルThunderbolt 4 ( USB‑C )ポート DisplayPort 1.4 PCIe 3.0×4インターフェイス \17800
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GIGABYTE GC-TITAN RIDGE 2.0 Thunderbolt3 拡張カード Intel Z490/H470チップセット搭載マザーボード用 IO2535 \10960
いずれも、マザーボードメーカーとして有名なGIGABYTEが販売するThunderbolt対応のUSB増設カードですが、規格違いで2種類販売されていますが、結構なお値段となっています。
実はこのGIGABYTEのThunderbolt対応の増設カードは、Display-portからパススルー接続し、一度Thunderbolt USB増設カードに画面出力を取り入れUSB-Cへパススルー伝送しているために、その回路が値段の大半を占めているようです。
この品物の情報を探しましたが、国内では少なかったので海外で探ってみたところ、パススルーするために増設カードの放熱が大きく、使用環境によってはコケることもあるような記述がちらほらありました。
Thunderbolt接続でマルチメディアHUBを外部接続する場合や液タブへデータ供給線1本で済ませたい人以外は、あえてThunderbolt対うカードを購入する必要性はないと思われます。
この辺りはどこまでその機能が必要なのか、見極めて購入するとよいかもしれません(結構、お高い品物なので。。)
これでもか!というぐらいUSBコネクタが付いたPCI-Eカードを購入
AmazonでUSB拡張PCI-Eカードを探していたら「ELUTENG USB3.2 拡張カード 8ポート」なるものがあったので、思わず買ってしまいました。
もちろん、この商品はAmazonで販売していますが、中国メーカーの製品なのでAliExpressやアリババのサイトでお安く販売されているのでそちらのサイトからだと幾分安く購入できるようです。 今回は早くモノが欲しかったのでAmazonから購入しましたが、1か月待てるのなら中国から購入したほうがいいかもしれません。
このELUTENG USB3.2 拡張カードには6つのUSB-TypeAと2つのUSB-Cポートが内蔵されており、電源管理は1つのコンデンサとちっぽうで構成しているわけではなく3つの電源管理機構を持っているので、ドロップしにくい構造になっているようです。 基盤パターンを見るとUSB-Cの2コネクタで1電源、USB-TypeA3個を1電源x2といった感じのようです。
詳細情報
ELUTENG USB3.2 拡張カード 8ポート 増設ボード タイプC/タイプA 外部給電不要 USB3.0 インタフェースカード 性能安定 Interface card PCIE x16 x8 x4 x1対応 アダプタカード 3つ独立電源モジュール WIN10 / WIN8.1 / WIN8 / WIN7 / XP対応 PCI Expressカード
USBコネクタがいっぱいあるが注意が必要!
写真の通り、この商品にはUSBコネクタがたくさんあるためすべてのコネクタを使えると思う方も多いと思います。 機能的には確かにすべてのコネクタを使うことができますが、物理的にはそうはいかないことも多いようです。
1つ目にUSBコネクタの雄側(ケーブル側)のコネクタが太ったものだったり、特殊な形状だった場合はコネクタ同士の隙間が狭いために挿せないまたは、挿すと隣のポートに挿せないといった問題が発生する場合があります。 こういった場合はUSB延長ケーブルを利用してデッドポートにならないようにする工夫が必要となります。
USB延長ケーブルは安価に手に入りますので、デットポートになってしまうUSBコネクタは延長ケーブルで対処するとよいでしょう。
2つ目にUSB拡張PCI-Eボードをマザーボードのどの位置に挿すかが重要になってきます。
基本的にはPCI-EボードはPCIE x16 x8 x4 x1に対応しているのでマザーボードにそのコネクタがあれば何処でも挿して使用する事ができますが、パソコンケースの形状によってはUSBコネクタと干渉してUSBポートがデッドポートになってしまうことが挙げられます。 ゴンタのLenovo Legion T750iは一番下のポートにしたかったのですが、ケースの形状と干渉してしまいコネクタがさせないといった問題が発生したためやむなく別のPCI-Eコネクタに接続しました。
この辺りもよく考えて購入する必要がありそうですが、ポートが多いのはやはり魅了ですから購入前に調べておくとよいかもしれません。
結局のところELUTENG USB3.2 拡張カードは買いなのか?
ゴンタの主管ではありますが、このELUTENG USB3.2 拡張カードは買いだと思います。 動作自他には問題はありませんし、構造的に制限がクリアできる(上記の写真のように干渉する配置でなければ)状況であればこのカードは買いだと思います。
USB3.2対応のUSB増設PCI-Eカードは基本的に高額であり、安価に売られているELUTENG USB3.2 拡張カードの性能を考えた場合、安かろう悪かろうといった負の部分はあまりないように思います。
USBコネクタをとにかくたくさん欲しい人にはお勧めの拡張カードであることは間違いありません。 ちなみにAmazonからサポートに問い合わせを行ったレスポンスはとても早く、丁寧に対応してくれました。